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nagaikenji20070927@yahoo.co.jp
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被災者の住宅に関していろんな問題がおきています。
これは、3年が経過して、全国の自治体が公的な住宅を提供して、福島避難者などが住めるようにしてきたモノです。勿論、各自治体で考え方は異なるのですが、それでも一定程度、福島避難者を支援することを前提にいろんなことは進んでいました。
しかし、最近は福島からの帰還要請が強いことも背景にあってか、近隣の自治体では、思わぬことも起きるようになっているそうです。
ある福島避難者から聞こえてきた話です。
「山形では、福島避難者に提供している住居で、実は週末だけ、山形に避難してくる、いわゆるプチ避難的になっていて、恒常的な居住実態のない福島避難者家族がだれなのかを現場で調べている。その調査員を福島県民にさせている。 何かナチスの絶滅収容所の監視体制を彷彿させるようで、悲しい。生存権を考えたら出来ない行為だ。」
これは、少し解説すると、福島市などから避難するのに、道路の繋がりなどから、山形市などに避難するのが最も効率的で、それを選択する人が多いということ。
さらに、母子は山形にいて、父親が通ってくるケースもありますが、平日は家族全員で福島に居て、相対的には汚染が少ない山形に、週末だけプチ避難してくるケースが一定数あることも背景にあります。
たしかに法律を杓子定規に解釈すれば、居住実態が本当はない避難者の為に、他県が公的住宅を貸し出すのはおかしいとかいう話になるかもしれません。
また、そもそも山形で本質的に避難になるのか(山形も汚染地です)、週末だけの居住を避難と呼べるのかなどという問題もあります。
ただ、被曝を懸念して、自分たちの状態を改善したいという人々にとっては、どのような話でも、出来る範囲で少しでも対応したいと考える感覚もわかります。
こうした中で、その居住実態の有無を、戦前の隣組などのように、同じ仲間である避難者同士に密告させるようなことに類似した通報システムのような形でおこなうことが、行政の正常な確認方法なのかという問題だと思います。
僕は日本的ないやらしい手口と思います。
本来であれば、他県の土地住居を政府が無償提供することも、本来はおかしくないですし、住宅ローンの免除などの緊急措置もさらになされるべきです。
しかし、日本政府の都合で、お金もろくに出さないし、そうした救済措置も極めて限定的な中で、3年経ったから、避難者への締め付けを強くしている話にしか見えません。福島に帰れという声がそうした状態を後押ししているように思えます。
その手口が、避難者同士にお互いが監視させ密告させるというものにしか見えません。
日本人というのは本質は戦前から全く変っていないし、権力というものは同じような形態や方法を好むことがよく分る話と認識できます。
僕も楽しいことは一つもないし、毎日悪夢で目を覚ます感覚です。
更なる絶望。
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こくちーず予約となる270席が満席になり、ある意味でプレミアチケットになった2/15(土)開催、三田医師とのジョイントトーク in 等々力。
http://kokucheese.com/event/index/142138/(⇒こくちーずでは満員)
メールマガジン購読者への優待枠を作りました。メルマガ購読者のみ限定200席確保。参加費もおよそ半額にします。1週間後、2/7発行のメルマガ1号に、このジョイントトークの申込方法は記載します。メルマガを申し込んだ方への贈り物になっていればよいのですが。
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【3/15(土)ウクライナ報告会 IN 大阪】
開場 13時 開演 13時30分~16時
場所 淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)
定員120名 全禁煙
申込⇒http://kokucheese.com/event/index/146178/
大阪駅より守口車庫行きのバスで15分、毛馬橋で下車徒歩3分
主催 広瀬フォーム
木下黄太さんが、この度 チェルノブイリの事故から 27 年経ったウクライナを取材に訪れました。 ウクライナから帰国後、次々と日本各地で報告会が行われており、この度、 大阪でも木下さんをお呼びすることが決定しました。ウクライナの「今」がどのような状況か、これからの10年後、20年後、の日本を予測するには、貴重な報告だと思います。映像上映を行いながらの報告会となります。
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