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次の報告を寄せていただいた女性とは1時間くらいお話しました。
彼女が住んでいた、福島の会津地方は、福島の中でもエリート意識が高く、そして白虎隊の逸話でも有名ですが、ぎりぎりまで、犠牲を出しても耐え忍ぶという風土が最も強い地域です。
この地域で、被曝を怖れて、会津を離れるということには、ものすごく強い反動があったそうです。
人でなしと罵られ、おまえだけ逃げるのかと散々言われても、この女性は決断したそうです。
そして、会津に戻ったときにその地の違和感も強まっているそうです。
そうしたことをまとめて書かれたのが次のメール。いろんなことがおきています。
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早速ですが、私が会津で見聞きしたおかしな点について、いくつかお知らせしたいと思います。
会津には元々、大きな総合病院が3か所あるのですが、
3年前、私が避難してくる頃には既に新しくなっていた会津中央病院もまた
何かの工事をしていましたし、竹田綜合病院も新しいビルに
建て替えられており、旧病棟跡地が取り壊され、またそこを掘っている途中のようでした。
街の中心部、会津鶴ヶ城のすぐ側にはかつて福島県立会津総合病院がありましたが、そこは閉鎖され、福島県立医科大学会津医療センターとして中心部から少し外れた河東町に新設されていました。県立医大付属、という存在。
私の友人(40歳男性)が心筋梗塞及び狭心症の疑い、ということで、上記の竹田綜合病院に入院中でした。彼の母親も確か去年末頃、心筋梗塞で搬送されたと記憶しています。
この友人は私が北海道へ移住することに理解を示し、これから先の食事にも十分気を付けると言っていましたが、外食も多く、自分の食べるものを気にしている様子は実際はありませんでした。
会津若松には大熊町が町ごと引っ越してきています。
原発作業員を家族に持つ人達も多く、当然その作業員も会津に帰ってくる、ということになります。
汚染物質が会津に持ち込まれているという疑いは否定することができません。
仮設住宅に住むのは原発の仕事とは関係のない人達が多く、断熱材の一切入っていないプレハブの狭い建物の中に家族数人で暮らしている、とのことでした。
市内でも比較的山側の地区には誰も一度も入居していない仮設がそのままになっているのだそうです。
ちなみに札幌にはその地区から避難してきている人がいますが、その方によると、玄関前が6μSvあったとのことでした。
それから2011年4月、私の娘が通っていた小学校からの通知を以下引用します。私が娘を避難させることを決めたきっかけとなったものです。
『1 県は8日に県内の幼稚園、小中学校1652施設の放射線量調査の結果を公表しました。会津若松市では1㍍の高さで0.11~0.73、1㌢の高さで0.13~0.81マイクロシーベルト/時の範囲であり、県の放射線リスクアドバイザーが野外活動の目安とする10マイクロシーベルト/時を大きく下回っておりますので、子どもたちの健康に支障がない範囲であると判断します。
本校の調査結果でも、1㍍の高さで0.33、1㌢の高さで0.41マイクロシーベルト/時であり、教育上問題はありません。
≪参考≫
健康への影響が現れる放射線量は、1年間で100000マイクロシーベルト(100ミリシーベルト)です。(県の放射線健康リスクアドバイザーによる)
これは、11.41マイクロシーベルト/時の放射線を1日24時間絶え間なく浴び続けたときに蓄積される放射線量です。従って、本校の教育活動や登下校で1日4時間屋外で活動すると仮定したときの1年間の放射線量は0.41マイクロシーベルト/時×4時間×205日=336.2マイクロシーベルトとなります。
2 学校給食用牛乳については、県知事の指示により出荷制限指示のない地域で生産された牛乳を使用しておりますのでご安心下さい。
3 県は、現在国に対して「野外活動や登下校時の服装などの判断基準となる放射線量の目安」を求めています。回答が出次第、対応も含めてお知らせします。』
3、の回答が出た後の対応、については5月の段階で既に避難していたため、どのような通知が出されたのかは分かりませんが、
分かりませんが、何らかの対応がなされた様子はありません。
今回その学校の側を車で通った時は、子供達がプールで泳いでいました。
3年も経てば、どこの町でも色々なものが変わるものですが、私の印象としては車が増え、平日でもいつも何処かが渋滞気味だということでした。
パチンコ屋やスーパーも新しく建てられていました。
実際に見には行きませんでしたが、子供達の屋内遊戯場も出来たそうです。
非被災地宣言をした会津に何故そのような施設が必要なのか、疑問に思います。
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東京にいた、別の会津の女性と、被曝問題で話したこともありますが、被曝を相当懸念していた、彼女の強い意識でも、地元の会津では何も通じていない状態だったようです。
福島県内では、比較的汚染が低いはずの会津、こうした状況はそのままあるようです。
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来月、早々に、この横須賀で、三浦半島の皆さんと、初めて被曝の問題をどう考えるのかということを話すことが出来ます。3年が経過した、今だから話すべきこと、考えることは何であるのかを伝えようと思っています。
【9/6日(土) 木下黄太 講演 IN 横須賀】 横須賀文化会館 中ホール
http://www.yokosuka-bunka.info/culture/bunka_about.html
18時半受付/19時~ 21時半。 定員:100名 参加費:1000円(事前予約分のみ)/ 当日1,200円
まったく基礎の講座を名古屋開催!
【9/7(日)『放射能汚染対策、基礎の基礎』 木下黄太講演 IN名古屋】
福島第一原発事故から三年が経過した2014年の夏、改めて「放射能防御の基礎中の基礎」について、放射能防御プロジェクト立ち上げ人として最前線で活躍する木下黄太が語ります。
13:30開場 14:00開演
名古屋市女性会館 視聴覚室 (イーブルなごや 中区大井町7-25 地下鉄「東別院」1番出口徒歩3分 )
申込&詳細⇒http://kokucheese.com/event/index/191843/
問い合わせ nagoyanonuke@gmail.com
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まだ帰ってこない、だっげらいよん。タイトルは【 友だちなくす 】。
名古屋から京都に転生した、シバザキ画伯の作品は⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/