きのうは、旭川でお話を致しました。一番実は驚いたのが、参加者の半数が避難者だったことです。最近、講演会で、どの地域でも、地元が多数いて、避難者がどんどん参加しなくなっている現実をどう考えるのか、ということがポイントだったのですが、旭川では、その流れとは逆でした。首都圏からの避難者のみならず、仙台避難者の方も何人かいて、避難の流れと言うのが多層的になっている状態が認識できた会となりました。
旭川での問題として、指摘があったのは有機肥料などの話で、結局JAなどの担当者ベースでいろんな懸念を伝えていても、もともとのルーティーンにないことを、何か確かめようとする動きを取る事が殆どないということでした。意識が全くないということが、正確なのだろうと思いますか、土壌汚染がほぼ無い地域で、その土壌を有効に使う為に、肥料などに関しての意識を上げていく事は如何に難しいのかということです。勿論、これはどの地域だから、どうだと言い切れるものでもないと思います。
そして、その後は十勝エリアに移動しました。この地域は農業中心の地域。しかも、経済的活性度は、実は全道の中でも屈指の状態です。帯広の街中を夜に歩いているだけで、この地域が現在どういう状態なのかも、よくわかります。実は飲食店が数多く並んでいて、こちらが何人かで動いていたこともあるのですが、店がほとんど満員で入れません。地元の産物をよく出している屋台街もあるのですが、なかなか席にあきがない状態です。土曜日の夜に、友人知人(家族連れはほとんどみませんでした)達とこんなに外食に繰り出す光景が見られる街は、北海道に限らず珍しいです。
現地の方達には、実感がないようですが、全国を行き来している僕からすると、こうしたパワーを感じる地域は殆どありません。農業中心という動きが結実化しています。こういう経済の躍動感がある場所というのは、移住という観点でも大きな促進要因ともなりますから。
本日は、午後二時から、この帯広で講演をおこないます。直接、おいで下さい。
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帯広で、きょう午後二時開催、直接おいで下さい。
【10/19(日)木下黄太講演会 in帯広「広がる放射能汚染の真実!」 】
開場:14時 開演:午後14時30分 とかち館 帯広市西7条南6丁目2
詳細⇒http://tokachinet.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html
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実は農業地帯、この十勝・帯広エリアでも、産地確認が大切なことを実感しました。
混んでいる店が多い中で、地元でも有名な焼肉店、十勝牛のお店に入ろうとしたのですが、ここも満員で、10分待ってくれとまず言われました。
牛肉は、固体識別番号も含めて、産地表示されていて、十勝エリアの牛ばかりです。でも、待たされるのも嫌だったこともあり、一応は先に尋ねました。
「お米は、北海道米ですか?」
この地域では大半の飲食店は北海道米、新米のシーズンで、道内特有のコンビニなどでも、おにぎりは北海道米と明示していたり、「夢ぴりか」などのブランド米を誇っているお店も多いです。こちらは、一応聞いただけのつもりでした。
「いえ、うちは福島米です。」笑って答えられていました。
我々は、そのまま店を待たずに出ます。
「あの焼肉屋、食べて応援だったんだね」と、地元同行者がかなりびっくりしていました。
「聞いてよかった。地元牛の焼肉店として美味しいと有名だから、当たり前に北海道米だろうと思い込んでいたよ。」
食べたい人が食べることを僕は否定する立場ではありませんが、食べない自由は保障されるべきです。簡易検査でセシウム100Bq/kgの汚染が無いことしか、福島米は担保はありませんから。
外食での産地確認という、気の重い作業はやはり確実に行わないとならないと、またもや痛感した、農業エリア、十勝の夜でした。
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申込⇒http://kokucheese.com/event/index/220194/
3月の大阪ウクライナ報告会から半年、放射能防御の現況を確認し、これから関西で出来ること、やるべき事を、話し合います。割といろんな話をお互いに話しましょうというのが、コンセプト。僕の講演とあわせてミーティングをおこないます。大阪で活動されている方達から、時間を取とって話をする機会を設けてほしいというお話があって、急遽設定されています。
13:00受付 13:30~15:30 その後、懇親会も別途予定(人数限定)。
淀川バイブルチャーチ(大阪市都島区毛馬町3-3-26)全禁煙 大阪駅より守口車庫行きバス15分、毛馬橋で下車歩3分
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内閣府がきのう公表した「人口、経済社会等の日本の将来像に関する世論調査」では、東京集中を「望ましくない」と考えている人は48.3%と回答ではダントツでした。
20代、30代、40代の都市在住者(東京や政令指定都市など)では、地方移住に関して聞いたところ、半数以上が「移住してもよい」と回答しているようです。
放射能汚染関連のみならず、こうした意識をもつ人々が、特に若い現役世代に多いというのが実状であることは、認識しておいた方がよいと思います。
ここに東京での放射能汚染という要素の認識がきちんと付け加わると、更に意識は加速すると思いますから。
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可愛いアルパカも放射能嫌いな危険厨、だっげらいよんはこちらでも⇒⇒⇒http://ameblo.jp/shibazakitoshie/