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【 「水爆」規模の核実験で見えてきた、北朝鮮核ミサイルリスクの本質は想定以上のスピード感 】
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正確に書くと、経産省前の反原発テントという存在がありました。今はテントを2016年に国が撤去していますから、それでもそのあたりに反原発&被曝回避側の住民が活動を続けている状態です。
経産省前と言えば、植え込みの土壌が高線量を出すので確認したら、セシウム合算で1万Bq/kgを超える数値を叩き出すところで、僕は近寄りたくもないポイントですが、年配の左翼活動家や市民活動家の方たちが、ずっと運動を続けていらっしゃいます。
僕はそんなにこのテントの人々と交流はありません。
それでも、反原発に留まらず、被曝回避側とも連携する部分があり、その動向は気にしていました。
経産省前テント撤去については、不法占拠が長く続いていて、実はよくあそこまで長期に国は我慢したなと思っていたこともあるので、それ自体は時間経過での必然的感覚が強かったですし、そんなに大きく考えていませんでしたから、今まで殆ど触れていませんでした(一日二万円、数千万円の土地使用料を払えと地裁が命じているのはどうかとは思いますが)。
しかし、今回の話は違います。
「今日9月11日は、18時から、経産省前で経産省テント6周年があります。脱原発を実現していこう!」
例えば福島みずほ議員がこんな感じでツイートしてる運動。基本的には反原発側で節目に運動をもりあげるイベントの状態。
ここに警察が神経をとがらしてきたということです。
実は前段があって、ことしの1月にテントの共同代表がタバコの火の不始末などから経産省との境にある植え込みを一部燃やし、建造物損壊などで逮捕される事案も起きています。
これを「不当逮捕」と運動側は言いますが、火が植え込みの枯れ草を燃やしているのも事実で、権力に対峙している市民運動の代表者としてはお粗末な話だと思います。相手側は、法的に問えることなら問うてくるのが当たり前ですし、そもそもテントは前にも失火でボヤ騒ぎを起こしていますから。
ここまでは僕も感覚的に、みなさんに僕から伝える話ではないと思っていました。
ただし、今回の逮捕は、そのレベルが一段上がっていると思います。
きのう僕がシェアしたのはこうしたメッセージ(一部固有名詞など省略)。かなり早い段階で入っていたもの。
「今、電話が入った。国会あたりか経産省あたりであろう。経産省テント広場の代表が警察に連れて行かれたとか・・・・。もうメチャクチャやっている感じ。」この時点で事実関係は不明だが、反原発や被曝回避側には早く伝えた方がよいとおもいました。
しかし、ツイッターやFBで書いてもほぼ無反応。
数年前とは、圧倒的に違う状態に、僕はちょっとびっくりしました。
こうした体制側が反原発被曝回避側に対して、強制的な行動にかなり出た時に反応していたはずの人々が反応しなくなっている。
それがおきている現実と思います。
実際の状態を撮影している動画はこちら。10分以降から確認すればよいと思います。
youtu.be/VWqkw13DEe0
報道内容では「無届けでデモ行進で公安部が逮捕」ということです。参加者は数百人もいないでしょうが、歩道で拡声器なども使って歩く状態(無届けでこれはやられる口実)があり、公安側はデモとみなしても法的な要件はおかしくはないと思います。しかし、こうした散発的な反対運動はこれまでも一定程度はあって、逮捕という形まで示してくるのかどうかは、当局側の考えによって違いは大きいという事です。それを今回は踏み込んで、わざわざ70代の代表者を逮捕しているということです。まあ、見せしめ逮捕。こうした反対活動をやりにくくさせる感覚が強まっていることがわかります。
僕はこのことをブログにするのは、警察の対応を指摘することだけが目的ではありません。
こうした状況を一報で伝えても、反原発や被曝回避側のネット住民、その圧倒的多数は無関心、というか視野にも入っていないという事です。
これちょっと酷すぎます。
左翼活動に従事しろなどとは言いませんが、起きていることくらいは確認する癖をつけろと僕は言いたいです。
最早思考の枠外に置いていることがあきらかです。
それは根幹から間違っている、それも認識しない人がどんどん多くなっている状態を本当に訝しくおもいます。
それよりも、反原発被曝回避側で、どうでもよいミネラルウォーターの自然ウラン話で攻撃をする輩や僕への嫌がらせばかりを行う輩を見ていると、あまりにもまともな人の少なさに絶望を感じるしかないと僕は思っています。
今回の抗議活動が、事前にデモ届をすべきではなかったのかと、映像を見て僕も思わないではありません(おかしいですが日本は抗議活動に関してあまりにも法的制約をかけていますから)。しかし、無理に逮捕しなくても済む事案とも思います。この事案で逮捕されている状態になっていることすら、正確に認識しないで、反原発も被曝回避も達成できません。
国内にいたらどこでも。
国外でも、日本国籍を実質捨てて海外のみで収入が確立していなければ、こういう状況は認識すべきです。
そういう当たり前の意識を持つ人が反原発被曝回避側ネット住民には圧倒的少数となっている。
問題はより悪化して、体制側はより抑圧的になっているのに。
こうした不感症は、「病」と僕には思えます。
貴女は「病」でしょうか?
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来月福岡で講演します。直接話を聞きたい方はお出で下さい。
10/29(日)木下黄太講演会 in福岡2017、天神駅至近で開催決定。
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主催者より「二年ぶりに木下黄太氏が来福、講演会を開催します。東京電力福島第一原子力発電所の事故から6年半が過ぎようとしている今、日本が置かれている現状や放射能と被曝に関する問題点をお話していただきます。是非ご来場ください。なお、今回は少人数(40名限定)での開催となりますので、お早めにお申し込みください。」
10月29日(日) 開場 12:30 講演/12:50〜14:50 定 員:40名
場 所:福岡市営地下鉄空港線 天神駅から徒歩3分の施設