さて、2012年10月の末に訪れました折のご案内をば。
日本国 鳥取県 倉吉(くらよし)市はこの辺りにあります。
↑倉吉観光案内所で頂戴した観光案内冊子の最終ページの地図です。
そして、倉吉の歴史的景観地区の地図はこちら↓
鳥取県観光連盟で無料配布している、山陰鳥取・鳥取県観光ガイドマップの一部分です。
右端のフキダシを、鳥取空港からレンタカーに乗って移動していた車中で発見した時は、驚いたの何の。
そしてこちらが萬祥山大岳院、曹洞宗のお寺です↓
山門にすてきな木鼻(外側に出張ってる柱の端っこのこと)がありましたので、アップで撮ってみました。
↓まず右側。
↓そして左側。
獅子のような狛犬のような…お犬様でしょうか。めずらしい意匠です。
お邪魔しまして…ご廟所の所縁書。
そしてこちらが、里見忠義公と八賢士の皆さまのお墓です。
あれ? お墓のかたわらに忠犬ハチ公のように佇む、お犬さまが…↓
寄ってみましょう。
そして、こちらにも…↓
お墓の傍らの、築地の向こうにも…↓
さらに、振り返れば…
ふり向けば、イヌがいる…↓
ちょうど渡る世間はハロウィンだったので、奥の外縁に唐茄子の細工ものが見えます。
そしてまた、ふり返れば木陰に…↓
さて、墓所の正面にもどって、本堂を拝みますと↓
おぉっ!! この手前のものは、ひょっとして…!!!
はい、八つの玉の文字「仁 義 礼 智 信 忠 孝 悌 (じん ぎ れい ち しん ちゅう こう てい)!」
(この並びがいちばん言いやすいので、私はこの順番で憶えています)
ぇえと、ここまで六犬士、あと二士はいずこに…
↑本堂の傍らに、そして…
↑皆、このようにして、里見忠義公のお墓のほうを向いておりました。
滞在中、偶然にも、三朝温泉の宿で見ておりましたローカル局TV番組で、この週末、山陰柴犬(さんいんしばいぬ)の品評会があった…というニュースを聴きました。
この山陰柴犬は、シバ犬なのにしっぽがくるんと巻かないのが特徴だそうです。
40年ほど前には絶滅の危機に瀕していたのですが、現在120匹ほど(いえ、200匹だったかもしれません…一度聞いただけで失念…不確実で申し訳ない)まで、増えたそうな。
大岳院の犬くんたちのしっぽが脳裏に浮かび、天祐のような豆知識ガイドの廻り合せに感謝しました。
倉吉市内の蔵元、元帥酒造(げんすいしゅぞう)の「八賢士」にて、献杯。
横綱・琴桜の銅像の広場から、つらつらと街並みを歩いておりましたら、お店に行き当りましたのです。
ちなみにこちらのお店では、戦艦三笠の甲板での、有名な肖像画をラベルにした、東郷平八郎元帥ゆかりの「元帥」というお酒が主力銘柄らしいです。
そいえば…日露戦争の折、海軍の東郷元帥と並び称された、陸軍に乃木希典(のぎ・まれすけ)という軍人さんがいました。
この方は、何度も失策して多数の戦死者(彼の子息も戦死)を出してしまうのですが、それでも明治天皇は彼を留任し、乃木は艱難辛苦の末、旅順(りょじゅん)という重要な地点を陥落させます。
失敗しても、すぐに解任せず、自分の使命を遂げさせてくれた明治天皇への恩義を忘れず、この方は、明治天皇が崩御したとき、殉死しました。
…里見八犬伝ゆかりの町、倉吉。
「忠義」の二文字に、さまざまなことを想う旅でした。
日本国 鳥取県 倉吉(くらよし)市はこの辺りにあります。
↑倉吉観光案内所で頂戴した観光案内冊子の最終ページの地図です。
そして、倉吉の歴史的景観地区の地図はこちら↓
鳥取県観光連盟で無料配布している、山陰鳥取・鳥取県観光ガイドマップの一部分です。
右端のフキダシを、鳥取空港からレンタカーに乗って移動していた車中で発見した時は、驚いたの何の。
そしてこちらが萬祥山大岳院、曹洞宗のお寺です↓
山門にすてきな木鼻(外側に出張ってる柱の端っこのこと)がありましたので、アップで撮ってみました。
↓まず右側。
↓そして左側。
獅子のような狛犬のような…お犬様でしょうか。めずらしい意匠です。
お邪魔しまして…ご廟所の所縁書。
そしてこちらが、里見忠義公と八賢士の皆さまのお墓です。
あれ? お墓のかたわらに忠犬ハチ公のように佇む、お犬さまが…↓
寄ってみましょう。
そして、こちらにも…↓
お墓の傍らの、築地の向こうにも…↓
さらに、振り返れば…
ふり向けば、イヌがいる…↓
ちょうど渡る世間はハロウィンだったので、奥の外縁に唐茄子の細工ものが見えます。
そしてまた、ふり返れば木陰に…↓
さて、墓所の正面にもどって、本堂を拝みますと↓
おぉっ!! この手前のものは、ひょっとして…!!!
はい、八つの玉の文字「仁 義 礼 智 信 忠 孝 悌 (じん ぎ れい ち しん ちゅう こう てい)!」
(この並びがいちばん言いやすいので、私はこの順番で憶えています)
ぇえと、ここまで六犬士、あと二士はいずこに…
↑本堂の傍らに、そして…
↑皆、このようにして、里見忠義公のお墓のほうを向いておりました。
滞在中、偶然にも、三朝温泉の宿で見ておりましたローカル局TV番組で、この週末、山陰柴犬(さんいんしばいぬ)の品評会があった…というニュースを聴きました。
この山陰柴犬は、シバ犬なのにしっぽがくるんと巻かないのが特徴だそうです。
40年ほど前には絶滅の危機に瀕していたのですが、現在120匹ほど(いえ、200匹だったかもしれません…一度聞いただけで失念…不確実で申し訳ない)まで、増えたそうな。
大岳院の犬くんたちのしっぽが脳裏に浮かび、天祐のような豆知識ガイドの廻り合せに感謝しました。
倉吉市内の蔵元、元帥酒造(げんすいしゅぞう)の「八賢士」にて、献杯。
横綱・琴桜の銅像の広場から、つらつらと街並みを歩いておりましたら、お店に行き当りましたのです。
ちなみにこちらのお店では、戦艦三笠の甲板での、有名な肖像画をラベルにした、東郷平八郎元帥ゆかりの「元帥」というお酒が主力銘柄らしいです。
そいえば…日露戦争の折、海軍の東郷元帥と並び称された、陸軍に乃木希典(のぎ・まれすけ)という軍人さんがいました。
この方は、何度も失策して多数の戦死者(彼の子息も戦死)を出してしまうのですが、それでも明治天皇は彼を留任し、乃木は艱難辛苦の末、旅順(りょじゅん)という重要な地点を陥落させます。
失敗しても、すぐに解任せず、自分の使命を遂げさせてくれた明治天皇への恩義を忘れず、この方は、明治天皇が崩御したとき、殉死しました。
…里見八犬伝ゆかりの町、倉吉。
「忠義」の二文字に、さまざまなことを想う旅でした。