趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

動画編集は10年前のPCでもできます

2012-10-13 23:50:19 | webコンテンツ

 過去にDVD作品を作ったのですが、これをまた短縮して3分程度に再編集しました。この場合に、MPEG2の巨大なファイルを動画編集ソフトで読み込んで、切り貼りして再エンコードして、タイトルをつけて・・・なんてことをしようと思ったのですが、やめました。できるはずがありません。先ほど「巨大なファイル」といったのは、1024MB=1GMのことです。こんな巨大な動画ファイルを読み込んで切り貼りするためには、最低でも3GB程度のメモリが必要ですが、windowsXPは残念ながら2GBまでしかメモリが使えませんから、この時点でアウトです。

 じゃあどうするのですか?というと、amareccoというディスプレー上に映った動画をキャプチャーするソフトの出番です。これならば、DVD作品を再生して、必要な部分だけを切り取ればいいのです。コーデックは独自形式のAVIで、作成した動画をムービーメーカで読み込むことができるのが味噌です。独自形式とは言っても、汎用性のあるAVIですから、再エンコードが不必要です。もちろん、windows7で4GBのメモリを積んでいて3コアの最新型CPUで処理すれば何でもできるので、巨大なMPEGファイルも力技で変換できますが、10年前の非力な1コアCPUで500KBしかメモリを積んでいなくても、容易に動画編集できるのがより良い選択であるに決まっているわけです。

 まあ、こういうソフトを使ってやる仕事というのは、DVD作品の再編集だけではなくて、Youtubeなどの動画サイトの投稿作品の部分的な切り貼り作業かな?とも思うのです。こんな作業はRealplayerをインストールすれば理論的には吸い出すことができるのですが、先ほど述べたように、これはPCの性能にひどく左右されますから、3分以上の動画の吸出しは非力なPCでは多分無理でしょう。つまり、必ずしも成功するとは限らないのですから、このamareccoのような動画キャプチャーソフトの方が数段、汎用性の面では優秀なのです。

  そういうわけで、非力な10年前のPCしか持ち合わせていない自分としては、こういった利口な手段も駆使して、お金をかけないで、公的なHPづくりを廉価に仕上げる知恵と工夫が必要とされているのです。

 

 

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