趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

無料サーバー活用法

2012-10-03 21:13:40 | webコンテンツ
 私は、無料サーバーを積極的に使っています。なぜかというと、つましい年金生活者であり、天下り法人の役員や大会社の重役などの高い地位の人間ではないので、高価なサーバーを借りるだけの資金も見栄や外聞や関心がないからであります。もちろん、格安のサーバーは借りていますし、格安ドメインも取得しています。これで、実用上は必要にして十分な機能をもって投稿できるのです。・・・・無料と比較すると性能は特段に優秀でもありません。

 たとえば、無料は容量は多くても1GBで通常は200MB程度ですが、格安の2~3GBには及ばないものの、本格的に使おうと思えば使えないわけではありません。回線の品質は有料では安定していてまず切れませんが、無料でもそれほど悪いものではなく、それなりの品質は維持しています。
 転送の速度はwordpressなどでは有料はほんの数秒ですが、無料では10秒以上かかる場合があります。でも、これもたいした違いがあるわけではないです。CMSの種類は、有料は、MTOS、wordpress、joomla、MOTX、Xoops、nucleus、Pukiwiki、など全部インストール可能ですが、無料の場合でも、Wordpressをはじめ、nucleus、joomlaが動作する場合が多く、結構実用になります。
メール機能は有料では30個程度メルアドがもらえますが、無料でも、1個~数個付属している場合があります。

サポート体制は、有料では整備されています。無料の場合でも、一応は質問は受け付ける体制があります。(※但し、基本的には自己責任ですので期待はできませんが・・・・)

 100点満点の点数で総合的に評価すると、格安有料サーバーが80点とするならば無料サーバーの場合でも50点~60点程度はありますので、実際はユーザーの選択の問題であると表現した方が良いぐらいで、CMSをインストールしてしまえば差は殆ど無いものだと思います。

 換言すれば、個人的には、無料サーバーで全く支障がなく、有料サーバーは、会社の信用や税金を使って公の仕事をする役所の信頼性を確保するためのものであります。ちょうど、固定電話とプリペイド式の携帯電話の違いみたいなものでしょう。実用上の差はほとんどありません。信用度の問題です。

 だから、会社・役所の組織は、有料サーバーと契約して独自ドメインのURLを使ってその存在と威厳を誇示するのです。「この紋所が見えぬか!恐れ多くも・・・・・」という芝居じみた大上段のセリフが出てきそうです。

 そういうシビアな現実認識で、今後とも私は個人的には、無料サーバーを中心に活用していきたいと思っています。
コメント
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