趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

ホームページの文書PDF・画像ファイル使用について

2012-10-30 21:55:34 | webコンテンツ

 最近、光通信やLTEが普及してきたので、webページの文書をPDFや画像ファイルにして添付する例が多いです。しかし、これはスマホを持っていない人で従来の携帯電話を持っている人は、非常に困ることです。たった数行の案内文を読むだけで100KB以上も転送するんですから10枚あれば1KBです。定額ライトの契約をしていても、この状態では見る気がしません。本来、インターネットは、HTML文を主体にした文書のやりとりを基本的なルールにしていたはずですので、いわゆるhogehoge通信などの広報的な文書を写真にしてwebページに貼り付けるのは、センスというか趣味の問題ですが、煮ても焼いても食えない代物のようです。第一こんなことをしていると、はじめから携帯電話の人は締め出しを食らうのですし、せっかくの有用な情報がPDFならまだしも、写真にしてしまうと、文字情報は再利用ができませんので、また江戸時代の瓦版にもどる・・・つまり150年以上前の時代に戻るわけです。

 つまり、「あなたの出版している情報は、良い情報だけれども、悪いですけれども読んだらすぐに再利用できないのでゴミ箱に捨てるしかないのですよ。」ということになります。これが紙媒体の新聞であるならば、スクラップブックに切り取った記事を貼り付ければいいわけですが、文書が写真製版では、そういうわけにも行きません。画面コピーという手もありますが、なんでパソコンでそんな面倒なことをしなくてはならないのか理解がきませんし、他人が作ったレイアウトそのものを画面コピーして、自分のブログには再利用して載せるなんてことも著作権の問題もあるし絶対にできません。

 つまり、いつもそのように文書を写真にばかりしてWEBページに貼り付けるということは、高度通信社会の情報リテラシーからいっても、瓦版か木版印刷に匹敵するぐらい非生産的で技術革新に反する時代錯誤のやり方であるということがわかります。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする