今日の午後、町立図書館に行って借りていた書籍を返却したときに新聞閲覧室で友人に会ったので、休憩室で少しスマホの話をしました。友人は、動画投稿などに興味があり、息子さんは映像作家だということで、いくつかの作品をYoutubeに投稿しているのを過日紹介されたこともあるので、特に、格安スマホでのYoutubeの再生画面を見てもらいました。私は、格安SIMの遅い回線速度であっても、しばらく待てば何とか動画は再生されるものだということを証明して見せた積もりですが、やはり途中で時々画面が固まったり音声が途切れたりしました。
私は、「実は、家ではずっと以前は某社の光回線プロバイダでインターネットを快適にしていたんですが、私のマンションでは深夜につながりにくいことがよくあったために某モバイルWIFIに乗り換えました。でも、最近はそれも4月に1/3の速度に減速される予定で同じ料金だということなので、解約します。それで、まあ、高速回線がなくなってしまうと、しばらくは低速SIMのスマホだけになるので、テザリングしてPCでインターネットを使うことになりますが、私は我慢できます。」と言いました。
すると、友人は、半ば冗談気味に、「じゃあ、家族の方もそういうテザリングの低速SIMのインターネット回線で辛抱できるのですか?」と尋ねたので、「そりゃあ、しばらくはそういうことになるかもしれませんが、それは仕方のない話です。格安でそこそこ繋がるプロバイダーを契約するまではね・・・。」と言ったものだから、「こりゃあ、駄目だ、悲惨だな。」と思わず正直な感想を漏らしました。
私は、「どうしても動画を見たかったらスマホじゃなくて、テレビを見たり、映画は映画館に行くかDVDを借りたりして見たらいいし、スマホは電話やLINEや情報検索ができれば、それで十分です。」と応えました。また、高性能で高速大容量SIMを搭載したスマホを所持するとともに、家でも高速大容量の固定回線を契約しておれば、こういったプロバイダー乗り換えのタイムラグがあっても、高速SIMのテザリングで十分対処できるので、何も問題が起こらないでしょうが、これは贅沢というのものです。スマホ自体は格安SIMでも一通りの仕事は十分できるから、個人的にはそれで十分だと思うのです。」と言いました。
やはり、そこらへんは考え方の違いというか、どこにお金をかけるのかという価値観の違い、あるいは64歳までの人と65歳以上の人とでは、制度的に年金収入の差があるから、そういう見解の相違が出てくるのかも・・・というようなことを、四方山話的に論議して、それから家路に着きました。