趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

評価版

2016-08-19 11:18:53 | スマホ

※評価版とは、動作確認、製品評価を目的とした製品のリリース形態であり、使用期間限定や仕様用途限定などがされています。したがって、一般的な本来の意味での”評価版のWEBサイト”とは、①ホームページ制作専門業者によるWEBサイトの宣伝・販売促進用としてのサンプル版サイト、或いは②有料サーバーの期間限定・機能制限の体験版を使ったWEBサイト・・・というほどの意味になります。

 評価版についての私の見解は、以下の通りです。

①スマホ、タブレット等の多種多様な解像度の携帯端末について、画面表示やレイアウトを完全に対応させること。

②内容的には、ホームページが対象としている顧客・住民のニーズのアンケート調査と集計。またそのフォーマットをどうするのか。

③アクセス数を伸ばすには、どういう方策を採るのか。

それらを研究する意味で、評価版=暫定版と解釈して、日々研究してHPの改良を重ねております。

 つまり、こういった三点について、HP担当者の私は、自ら評価項目を作って自己評価しながらHP制作をしています。

 でも、現時点ではHP開設後、既に9ヶ月も経過していますから、動作確認については、

①機種によっては、ほんの少しレイアウトが崩れているのかもしれないような程度ですので技術的な完成度はほぼ終了していますし、

②住民のニーズの先取りにしても、一般住民からアンケートを採るのは難しいので、抽出した限られた方々の範囲のアンケートを早急に採って集約すればすぐに済みます。

③HPのアクセス数の増加策についても、既に色々努力して1日あたり平均が50人ほどは訪問してくれていますから十分です。

 その他に、もっと大きな重大な問題点があります。つまり、これは現実社会でもバーチャルなネット社会でも、発信した内容は同じように社会的な責任を伴うという事です。トライアル版だとか、仮免許だとか、そういうことは事故を起こしてしまうと関係無しに法によって等しく裁かれるという事は忘れてはならないのです。

評価版と言っても言わなくても、結局はホームページを一旦発信すると現実の世界と全く同じ事であるということです。喩えて言えば、公道を車で走っていて事故を起こしてしまうと、仮免許ですから事故の責任は免除してください・・・というわけには行かないからです。

評価版だとかいっていても、第三者から不用意な言葉遣いだとか、個人情報の漏出や肖像権の侵害だとか訴えられたり、或いはセキュリティが甘くて踏み台に利用されたりすれば、間違いなく広報担当者が責任を取らされます。無料版を使おうが、格安サーバーを使おうが、10万円、100万円のサーバーを使おうが、金額によってネット上の責任の軽重は全く無いということを明記しておきたいと思います。

 標題のまとめというか結論になりますが、肝心なことは、言葉の通りきっちりと評価項目を決めて、それにしたがってHPを評価し、個人情報や著作権、セキュリティに留意して遺漏無くWEBサイトを運用する事です。

 読者諸氏に、何かの参考になれば幸いです。

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