趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

ZorinというOSを古いPCで使うのは無理か?

2018-07-27 08:15:47 | webコンテンツ

 現在、古いXP時代のシングルコア2.5GHZのCelelon、メモリ500MBのPCにて、LINUXの一種であるZorin9 liteをLIVEディスクで起動して、試験的にこのブログを投稿しています。日本語版なので難しい設定は要りません。解像度は、1024☓768で見やすいです。ただし、2003年以前のPCですので、USBメモリからの起動ができず、DVD起動では7分〜10分もかかります。これが最大の難点であり、自分としてはこの時点で使う気になれませんでした。それでも、まあ、試験的な起動ですから、どんなものかな?と気長に待って、いざブラウザを起動して軽快に動くかな?と期待しましたが、何だか変です。途中からだんだんと遅くなってきます。やはり、HDDにインストールしているわけじゃなくて、わずか500MBのメモリの範囲内ですべての処理を行わないといけないLIVEディスクですから、使っているうちにどんどん残りメモリが少なくなって、メモリ開放やHDDへのスワップも出来ず、手詰まり状態になってくる感じです。

 Youtube再生も、もちろん最初の1分間ぐらいはカクカクとコマ落ちで一応再生できても、すぐ、その後フリーズしてしまいます。でも、Gooブログの投稿や、メモ帳でのテキスト入力程度ならば、まあ、そんなに長い時間、長文を打つのでなければ可能です。が、そんな貧弱な仕事しかできないのであれば、いっそのこと古いXP時代のPCなんかは、すべて家庭用ゴミとして廃棄すればいいようなものですが、自分はXP時代のデカいPCを4台も所有していますから、一挙にこれらを捨てるようなことをするのは、目立つので捨て方が難しいし、環境問題のこともあるので処分は躊躇しています。

 そこで、個人的には、古いPCなどは、できるだけ軽いOSをを使って引き続き使えるように工夫することが賢明だと考えました。よって、以下のような仮説実験というか活用方法のもとで今後とも再利用していこうと思います。

 第一の活用方法ですが、2003年以前のPCではLINUXの場合、USB起動ができないので、遅いDVD起動は実用的でなく、したがって専らHDDにインストールすべきです。上記のZorinのように起動するまでの時間が長すぎると、とても使えないからです。そこで、インストールするのに適当なOSは、UBUNTU14の32ビット版一択ということになります。これは、なぜかというと既にUBUNTU16あたりから64ビット対応版しかと開発されておらないからです。また、14を使えば、相当古いPCでも、実用的に何とか最低限ぎりぎりで動きますし、2019年3月31日まで公式に長期サポートされるからです。注意すべきことは、インストール時のスイッチです。決して最新版を追加して入れる・・・という項目にチェックを入れないことです。また、サードパーティーのアプリを途中で一括して入れるボタンにもチェックを入れないことです。能力ギリギリで動かしたいのに、不必要なアプリを入れて過重な負担をかけると、インストール完了時点で、既にフリーズに近い状態になっており、使い物にならないからです。

 そして、第二の活用方法は、はじめからインストールされているブラウザ=FIREFOXは使わないことです。重たすぎてフリーズするからです。代わりにMIDORIという超軽量ブラウザをインストールします。

 第三の活用方法ですが、動画再生については、MPlayerとXINEを別途入れて、必ずXINEを使うことです。そして、一括して動画コーデックを入れるようなことをしないで、必要時に都度インストールします。たとえば、DVDを再生するときにコーデックが無いですと警告が出たら、MPEG2関連のコーデックを検索して入れます。また、WMVのコーデックがないと警告がでたら、これも検索してインストールします。このように、必要最低限のコーデックを入れます。そしてXINEを使えば、貧弱なCPUでもコマ落ちせずに完全に綺麗に音声と映像が同期して動画が再生できます。

 第四の活用方法は、これはまだ仮説の段階ですが、Zorin9 LITEも Zorin2 LITEもDVD起動では時間がかかり過ぎるので、フロッピー起動とUSBメモリを併用します。こうすれば、実用的な速度でZorinが古いPCでも使えるんじゃないかと思います。

 

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