ページプリンタは原則メンテ業者に任せる
結論からいうと、ページプリンタ、特にA3カラー機種については、とても素人の手には負える様な物ではありません。つまり、本体及び感光ドラムとインク交換に関して、すべて専門業者に任せてメンテ契約するのが原則かなと思います。よほどの専門的な知識や技術を持っていない限りは、安価なリサイクルトナーや感光ドラムなどを使って経費節減しようと考えること自体が無謀です。なぜならば、カラーページプリンタは構造が非常に複雑で微妙であり、リサイクル品の故障や不具合の場合にはメーカー保証が受けられず完全に自己責任になるからです。故障したら、もう本体ごと買い替える他無いのですから、無駄になったリサイクル品、廃棄料金、新品購入費等で、最低でも10万円以上はかかってしまいます。こんなゴタゴタで、無駄な時間や労力を費やして会社の業務が停滞するのでは、経費節減どころか本末転倒です。たとえ純正品を使ったとしても、カラーページプリンタは素人の手にはとても負えないので、その場合もメンテ契約は是非すべきと考えます。
個人用でも事業所用でもプリンタはインクジェット
個人用でも事業所でもプリンタはインクジェット式が最適でしょう。故障しても、最悪、買い替えたらいいわけで、価格も安いことから、気軽に失敗を恐れずに使えます。経費節減のためにリサイクルインクを使った場合、どれを選んでも本体が故障することは、まずありませんので安心です。
事務所全体のレイアウトや動線を考えた設置スペースを含めてメンテ契約すべし カラーページプリンタは、インクジェットプリンタとは比較にならないほど巨大で重量が物凄いです。具体に言うと、A3カラー版では、大体の体積が5ocm×50cnm×40cm、重量が45Kg程度もあります。なので、設置スペースをよく考えて確保しないと悲惨な事態を招きかねません。つまり、本体をパソコンラックの机上に設置すると、上部にインクジェットプリンタ用の板があるので、上蓋が開かず、トナーやドラムの交換ができません。そうすると、数人で本体を抱えて上げ下ろしをする羽目に・・・。本体落下事故で大ケガになると、これは労務災害。ガタンと床に落とすと修理不能の故障で本体廃棄。なので、これを避けるために、設置場所やスペースも含めて事務所全体のレイアウトも含めて、今後は、ぜひ専門業者のアドバイスを得て、年間メンテ契約をすべきものです。
メンテ業者に依頼しない場合はインクジェットプリンタに限る
インクジェットプリンタは軽いので、個人でも故障時に向きを変えたり机の上から上げ降ろしするのが容易で、大変使いやすいです。つまり、事務所全体のレイアウトや動線が不都合な場合は、いつでも、プリンタの位置を一人で変えられるので便利なのです。