トナーと感光ドラムが別売りの場合は故障の原因の切り分けが困難
多くのカラーレーザープリンタはトナーとドラムが別売りですので、故障の場合に本体故障か、ドラム故障か、トナー故障かの切り分けが非常に難しいです。つまり、本体がOKかNG、ドラムがOKかNG、トナーがOKかNGということになるので、順列組み合わせの法則に則れば2×2×2=8通りの内、全部正常の場合を除くと7通りの故障のパターンが考えられ、非常に切り分けに時間がかかるのです。
Aパターン・・・本体〇 ドラム〇 トナー×
Bパターン・・・本体〇 ドラム× トナー〇
Cパターン・・・本体〇 ドラム× トナー×
Dパターン・・・本体× ドラム〇 トナー〇
Eパターン・・・本体× ドラム× トナー×
Fパターン・・・本体× ドラム〇 トナー×
Gパターン・・・本体× ドラム× トナー〇
キャノンのLBP621Cはトナー・感光ドラム一体型で故障の原因の切り分けが簡単
これに対して、一体型の場合は、本体がOKかNG、トナードラムがOKかNGのパターンしかないので、順列組み合わせの法則に則ると、2×2=4通りの内、正常パターンを除けば、下記の3っしかありません。
Aパターン・・・本体〇 トナードラム×
Bパターン・・・本体× トナードラム〇
Cパターン・・・本体× トナードラム×
本体重量が比較的軽いので1人でも移動できる
この機種は12.8Kgなので、最悪1人でも移動できなくはないです。なので、本体故障の場合に清掃工場で処分してもらう場合もメーカーに持ち込む場合も、1人で車に積んで運べますから安心です。