デュアルブートで古いOSを再インストールすると・・・
2005年に購入したノートPCを、購入当初からWindows2000とXPをデュアルブート設定にして、起動画面で選択できるようにしているのですが、一昨日にこれのXPが起動しなくなりました。原因は、2000の調子が悪いので再インストールしたからです。より古いOSをインストールすると、ブート時に読み込まれる後述の3つのファイルが2000専用に書き換えられてしまって、XPが立ち上がらなくなったのです。
ブート時に読み込まれる3つのファイルを他のXPの稼働するPCからコピーする
つまり、ntldrとNTDETECT.COMとBOOTFONT.SYSの三つのファイルです。これらがXPでも読み込めるような形に、書き戻さないといけないのです。だから、他のXP機種からこの3つのファイルをコピーして、当該機種にペーストしました。すると、見事、XPが起動するようになって修復が成功しました。但し、コピペが簡単に出来るわけではないので、下記の手順が前もって要ります。
XPの起動に必要なファイルのコピペの前の下準備
1.標準の状態では、隠しファイルや隠しフォルダ、OS関係のファイルは表示されないので、「ツール」「フォルダオプション」で、2か所の設定を下記のように変更する。これで、3つのファイルが表示できます。
2.起動画面でWindowsXPが優先的に自動起動される設定に変更する。
2000を再インストールした時点で、起動画面が書き換えられて、2000が自動的に起動されます。なので、boot.iniのプロパティで「読み取り専用」のチェックを外して書き込み可能にしてから、WindowsXP優先に10秒後に自動起動されるようにboot.iniを記述し直します。
boot.ini の 記述内容