昨年暮れまで、自分は標記のように古いPC(15年前の自作PC)や古いHDD・DVDドライブ・USBメモリ等を使回して互換ソフト・再生インクばかり使ってボランティア活動をしていました。無償奉仕にお金をかけたくなかったからです。ところが、ある件をきっかけにこの考え方を改めました。
広報誌の編集委員会にて・・・某ボランティア団体の定期的な広報誌の発行責任者ですが、発行日までに間に合うように紙面のレイアウトや記事の校正をメンバーと一緒に何度も行っていましたが、印刷業者に提出する版下のイメージデータをMSoffice互換のLibreOfficeで作成していました。(正確にいえば版下じゃなくて単なる印刷イメージなので多少ずれていてもOKと印刷業者とは確認済み。)
発行間際に大幅な校正は無理筋・・・広報部員の一人が、記事内容についての大幅な加筆修正と、版下じゃないがレイアウトの細かい修正をした方がいいと発行間際になって言及したので、編集会議が紛糾。写真が1mmずれている、文字が半角ずれている、改行幅が微妙に0.5mm単位で違う云々・・・。
無料版の互換Officeでは細かい修正は無理・・・無料版Officeアプリでは細かいレイアウトの調整は不可能。無理に1mm単位で何度も位置を動かそうとしたので、レイアウトが滅茶苦茶に崩れて手に負えなくなりました。
古いPCではフリーズの連続・・・写真を多く貼り付けてほぼ出来上がっている新聞記事のレイアウト変更で、たちまちフリーズして、PCを何度も強制シャットダウン。これの繰り返しでHDDがクラッシュして、HDD内のデータをすべて失いました。本体の電源ユニットにも負荷がかかって異音を発して、電圧が不安定になり、メモリもマザボも焦げ臭く焼けて壊れました。
古いプリンタのインク吸収体が一杯・・・13年前のIP2700のインク吸収体が一杯になり、ランプが点滅して調子が極端に悪くなりました。この状態では、もう正常なプリンタ動作は不可能。廃棄です。
事後策1・・・新しいPCを自作で組み立てて製作。CPU=RYZEN5 5500GT、メモリ8GB等で全部で3万円程度。Windows11はリテール版なので、再インストール可能。メーカー製品は、PCと紐付けなので、壊れた時点でライセンス無効となり、3万円では新品は買えず5万円ぐらいになってしまいます。
対策2・・・新しいプリンタ購入。EP-M476Tは、付属の大容量エコタンクで半年は使えるので当面はインクの買い置き不要。3年保証をつけて価格約33,000円。
対策3・・・MS社のOfficeは高価なので、互換のWPSを使って広報誌の版下イメージデータを作りました。FreeのLibreOfficeじゃなくて、キングソフト製のWPSOfficeの無料版。無料だが、ほぼ製品版と同様に使えて、レイアウトの修正が細かく出来ますのでストレスレス。
下記のURLにてダウンロードできます。
https://www.wps.com/ja-JP/office/windows/
結 論・・・これで、広報部員の細かい提案にも十分応えられて、以降の編集会議が紛糾せず、冷静に余裕で広報ボランティア活動ができるようになりました。万々歳です。ボランティアなんだから金をかけたくない・・という自分の悪癖は、今回改めて、最低限度必要な64,000円のお金は自腹を切りました。その結果、心豊かにPC作業にかなり余裕が出てきました。
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