広報誌の版下にマッキントッシュを使うとどうなるか?
本日は、地区福祉委員会の会合で、年2回発行する広報誌の印刷費用を抑えるために、版下を直接マッキントッシュを使って業務用ソフトで作って作成し、これを印刷業者に渡したらどうかという話になりました。しかし、これをするためには、100万円程度かかってしまうので、自分はできないとお答えいたしました。つまり、5年間のスパンで考えると、PCだけでもmacbookAirが164,800円、AdobeのDTPソフトや写真加工ソフトなどで使用料金が年間7万2000円、モリサワ書体が年間5万4000円ということで5年間で63万円かかります。そのほか、A3プリンタがマック対応でないといけないので10万円程度のレーザープリンタが必要だし、PCのメンテ費用としてのアップルケアや、プリンタの管理費やトナー代金で5年間で10万円程度必要です。これらすべてを合計すると、16.5万円+63万円+10万円+10万円=99.5万円となります。
Macbook AIrについて
アップルケアーについては下記のとおりです。
格安のWindows11機種では・・・
これは、費用が格安なのが1番のアドバンテージです。機種は、NECのVersaProで3年間保守メンテ付きで45000円です。プリンタは、15年前のCanonの1p2700に100均インクを注入していますから、5年間でも1万円程度でしょう。A4を2枚貼り合わせてA3の版下を作ります。印字品質については印刷業者に全部お任せなので、編集部員の校正段階の印刷原稿では、とにかくカラー印刷ができておればいいという程度でもいいので印字品質は全く問いません。DTPソフトじゃなくて普通のワープロソフトでFreeのRealOfficeを使います。写真加工のフォトレタッチソフトはFreeのJTRIMを使っていますから無料です。これで、もうこれ以上はお金がかかりません。なので、合計で、55000円程度で済みます。それでも、個人的な社会福祉のボランティア活動では、これでも大きな負担ですから生活費を切りつめて、やっとの思いで購入しました。
性能差が歴然としています。MacbookAirは画面解像度が4倍ある上にGPUがオンボードでなくて独立していて8コアもありますから、抜群に精彩で高速表示できます。同じメモリが8GBでも、VersaProの方はGPUがオンボードではメインメモリが圧迫されて処理能力が落ちてしまいます。なので、動画編集や写真の多い文書を編集する場合は、解像度を相当落とさないと最悪フリーズします。写真はいつも横4000ピクセルのものを横900ピクセルに縮小しています。MacbookAirはそんな心配がないと思われます。
MacbookAirとVersaProの比較
passmark CPU・・・M2 8676 8コア、 celeron5205u 1451 2コア
GPU・・・8コア オンボードGPU CPUに依存2コア
メモリ・・・8GB 8GB
画面解像度 2560×1664(224ppi) 1380×768ピクセル
ストレージ 256GB 128GB