自作PCの起動ドライブのHDDを取り外して外付けHDDとして使用する場合の留意点
2年前に組み立てPCに堪能な某知人から、IDE規格のHDD(250GB)を宜しかったらご活用下さいということで、お譲り頂いたものを自作PC用にUBUNTU14の起動用HDDとして使ってきましたが、最近、このPCが故障したので取り外してHDDケースに入れてUSB外付けHDDとして使うことにしました。
ところが、これは、私がすでに起動ドライブとして「プライマリードライブ3と拡張論理ドライブ3」の6つのパーティーション構成で最適化して使用してきたものです。ですから、このまま外付けHDDとして使うのはドライブが細分化され過ぎていて不適当です。
メーカー製のPCだってHDDのパーティーションに隠しドライブが2つあるので外付けHDDとして即転用できない
一方、メーカー製品のPC=NECのモニター一体型PCのVN770/cのHDDのパーティーション構造についても調べてみました。コントロールパネルの「コンピュータの管理」-「記憶域」-「ディスクの管理(ローカル)」で調べたところ、やはり予想通りディスク0は下図のようなCドライブとDドライブのほかに、ボリューム名が無い2つの隠しドライブ(回復パーテーション)が含まれた合計4つのドライブに分かれていることが分かりました。なので、もしSSDに換装するために、こんな隠しドライブのあるHDDを取り外した場合、転用してそのまま外付けHDDとするのは、やはり不適当です。
「ディスクの管理」ツールでいったんボリュームを削除し、改めて適当なサイズに分割して論理フォーマットする
そういうわけで、譲渡された外付けHDD=ディスクについては、6つのドライブを一旦NECのVN770/Cで全部削除して再フォーマットいたしました。すると、自動的に論理ドライブとして認識され、この論理ドライブを適当なサイズの2個のドライブ・・・下図のFドライブとGドライブとして作成いたしました。これで、ドライブ構成がとても単純明快になりました。
再度起動ドライブとして使う場合は、プライマリーに変換する
但し、この論理フォーマットをプライマリーに再変換したいときは、windows付属のディスクの管理ツールでは出来ないようなので、minitool partation Wizardというフリーソフトを使って変換すれば、即出来ます。目的は、外付けデータディスクとして使っているFドライブを再び起動ドライブとしても使えるようにするためです。
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