キーボード入力で頭脳の活性化・・・義父は84歳まで生き永らえましたが、若い頃にタイプライターでブラインドタッチを習得し、熟年になってからもワープロで色鮮やかな年賀状やチラシを作成していました。まあ、言ってみれば手先が器用なので、そういった文書作成にはかなり精通していたし趣味でもあったので、老年になっても、ボケずに頭脳の活性化には随分役立っていたのではないかと思います。
本格的な入力はPCで・・・1900年ごろから毎日朝日新聞の天声人語を入力して印刷していました。ところが、ワープロではフロッピーディスクが記憶媒体ゆえ、1枚の容量が少なく不便なため、1998年ごろからPCを使うことに。これは、NECのLavieでWinodws98版NXでした。スペックは、メモリが32MB、画面解像度は800☓600のTFTカラー液晶、HDD2GBでしたが、価格は30万円もしました。
10年間大事に使う・・・当時としては最高級品でしたが、義父は2009年に亡くなるまで10年間ぐらいは、この機種を使っていたので、経年劣化でキーボードが壊れて外付けのものを接続していました。画面も縦に筋が入ったので外付け液晶モニタを接続して、マウスもUSBタイプに交換していました。HDDも消耗して破損箇所が多くて起動が難しくなっていました。なので、F1キーを毎回打ち込んでシステムを修復してから使っていました。よほどこのPCに愛着を感じていたのでしょうか、プリンタも古くて調子があまり良いとは言えないブラザー製を、随分丁寧に使っていました。
高性能なPCはデータ移行処理が速い・・・ここからは、自分の話ですが、4年ほど前までは某事務所に勤務していてCore-i5の高速なデスクトップ機を使っていました。メモリは8GB、HDDは2TB、画面解像度1680☓1050でWinodws10でした。これは、自分のVN770/Cと比較すると、かなり速かったことを覚えています。実際、外付けHDDを仲介して、事務所の10年間の古いデータをcotre-i3機種からCore-i5機種へデータ移行したのですが、core-i3機種からHDDへの超遅いコピー速度に比して、HDDからcore-i5機種へのコピー速度が非常に速かったです。これは、USB2規格とUSB3規格の違いによるものですが、それにしても驚異的な速度の向上が見られました。
逆説的だが不便なほど頭を使う・・・古いPCで膨大なデータ移行をする場合は、1日では到底できないので、数日に分けて作業します。つまり、具体には必要なデータと廃棄していいデータの仕分けから始めます。そして、フォルダを新たに分類・整理し直して、重複しているものを削除します。そして、全部整理し終わってから、少しずつコピーします。随分と頭を使いますから、頭脳の活性化には大いに役立ちます。これが、高速処理のできる最新型の20万円のcore-i7機種では、何も考えないで、一括コピーしますので、全然頭を使わないでしょう。
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