先週の木曜日に、某団体の所有するwindows8.1のレノボのG50という機種のwinndouw10へのグレードアップを某氏より依頼されて、これを実行いたしました。
その時は、職場でのWIFI接続が速度不足でwindows10の更新ファイルのダウンロードに失敗したものですから、G50を自宅に持ち帰ってJ-comの40MB/s程度のWIFI高速回線で10分程度で、その更新ファイル(3GBもある)をダウンロードしました。そして、これをwindows8.1のシステムに上書きインストールするのに3時間半ぐらいかかって無事アップグレードが成功いたしました。まあ、この機種は4GBしかメモリを搭載していませんでしたから、それぐらい長い時間がかかりましたが、メモリが8GBもあれば、もっと速攻でアップグレード出来たのではないかなと思われました。
*************************************************************************************
実は、windows10への旧バージョンからのアップグレードについては、同じ日に旧友より電話相談があり、これがなかなかうまくいかなかったので、どのように操作すればいいのかを教えてくれろとのことでした。そこで、自分としては、2年前に購入したレノボG500というノートPCのメンテナンスをパソコン専門量販店に2年契約で4万円の費用を払って契約していたのであるが、そこの店員に3月末に在宅訪問してもらって、自分が以前にwindows8.1を10にアップグレードして不具合が出ていたのを完全に修復してもらったという話をいたしました。
話を元に戻しますが、要するに、彼も自分ではとてもPCのトラブル解決ができないと考えて年額6000円ほどで某販売店にPCの電話サポートを依頼していたそうですが、この程度のサポート料金では、ちょっとした不具合程度の相談は受けてくれるものの、HDDが破損して完全に壊れたとか、windows10へのアップグレード操作をしている最中に致命的なトラブルが起こったとかいったような相談は、契約から除外されるため、対応できませんとのことだったというような口ぶりでした。
それで、私の返事は、それならばそれで、そのPCのメンテナンスについては専門の業者にもう少しお金をかけて十分にサポートしてもらった方がいいのではないですか?とアドバイスをいたしました。そうでないと、やはり徹底的に困ることになる・・・アップグレードに何度も失敗して残骸が残っており、たびたびエラーメッセージが出てくる状況で素人の私にアップグレードの相談をされても、最悪は貴殿のPCを完全に壊してしまう可能性が大なので、自分個人としては、お断りの返事しかできなかったのです。
つまり、もっと具体に言うと、その機種がいつ製造されて、どこのメーカーで、①VIstaからアップグレードしたものか?或いは購入時に②windows7の初期バージョンだったのか?、それとも③SP1か④SP2にアップグレードしたものだったのか?等々の事情、さらに、それが⑤32ビット版なのか⑥64ビット版なのか?といった基本的な情報がまったく分からない状況で、本来、完全に自己責任である筈のwindows10へのアップグレード上のトラブル対策を、いくら旧い友人の私だからといって、丸投げで相談されても、どう答えていいか分からないんですよと答えました。
なぜならば、自分はPCの専門業者ではないので、当然、そういった古いPCと考えられる①のケースは10年前の機種であり、或いはもっと新しくて②の場合にしても既に7年前のPCですから、そもそもグラフィックカードのドライバー自体がwindows10に対応していないことも考えられるわけで、アップグレードの最中に画面に何も映らなくなる可能性があるので、実際問題アップグレードは不可能というか、もとに戻せないので危険ですよ・・・ということを、縷々説明したような次第です。もし、これがデスクトップ機種ならば、拡張スロットにwindows10対応の新しい規格のグラボを挿せば解決しますが、ノートPCの場合はそんな拡張スロットは存在しないので、ノートPCが只の箱になってしまう可能性があるのです。
また、どうしても即アップグレードしたいので、壊れるのは覚悟の上ですというならば、microsoft社に予約して1か月待ってアップグレードするのではなくて、「メディア作成ツール」なるファイルをダウンロードしてから、これを実行してアップグレードすればいいのではないかということも申し添えました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます