関係者によると、学生が主体となった同種の労組は東京や札幌で結成されているが、関西では初めて。
ユニオンを結成するのは関西大、大阪市立大、京都大、同志社大の学生ら約10人。大阪府内に事務所を置き、組合員として関西圏の学生を募る予定。気軽に加入できるよう組合費は月200円を想定している。
結成準備を進める学生らによると、アルバイト先と学生の間で近年、時間外労働の強制▽残業代の未払い▽販売ノルマに届かない商品の自費購入▽退職の拒否-といったトラブルが頻発。ユニオンでは顧問に弁護士を据え、こうしたトラブルについて企業と団体交渉するほか、組合員以外でもアルバイトに悩む学生の相談に乗り、支援していく方針という。
ユニオンの共同代表に就任する関西大政策創
学生襲う過酷な労働「ブラックバイト」を見逃すな