ひとくちに「倒産」といっても、経営者がきちんと弁護士を雇って手続きを行う場合と、何の手続きもせずに逃げてしまう場合とでは、大きく状況が異なる。もし前者なら、倒産して当事者能力を失った社長の代わりに、弁護士が従業員の労働債権を確保してくれる。
「ただし、弁護士は基本的に経営者の味方。もし弁護士が労働債権をないがしろにしようとしたら、毅然とした態度で交渉することがポイントです」
一方、社長が法的な手続きを取らず、姿を消してしまったらどうしたらいいだろう?
「その場合は『労働者健康福祉機構』という機関に相談してください。ここに申請すれば未払い給与や退職金などの八割相当を国が立て替えてくれます(ただし解雇手当は対象外)本来なら経営者もこの機関に赴く必要がありますが、社長が逃げてしまい連絡が取れなくとも、担当者にきちんと事情を説明すれば、支給される可能性は大いにありますよ」
「会社が倒産!」その時どうする?
「ただし、弁護士は基本的に経営者の味方。もし弁護士が労働債権をないがしろにしようとしたら、毅然とした態度で交渉することがポイントです」
一方、社長が法的な手続きを取らず、姿を消してしまったらどうしたらいいだろう?
「その場合は『労働者健康福祉機構』という機関に相談してください。ここに申請すれば未払い給与や退職金などの八割相当を国が立て替えてくれます(ただし解雇手当は対象外)本来なら経営者もこの機関に赴く必要がありますが、社長が逃げてしまい連絡が取れなくとも、担当者にきちんと事情を説明すれば、支給される可能性は大いにありますよ」
「会社が倒産!」その時どうする?