名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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雇用身分社会 森岡孝二著

2015-12-14 | 書籍コーナー
労働条件の底が抜けて雇用身分社会が出現した。
 その実態を概観し、まともな雇用を再建する道筋を探る。

■著者からのメッセージ

 ここ30年ほど日本の労働社会の変化を追いかけてきました。過労死が深刻な社会問題になったのは1980代末ですが、当時はまだ全労働者の8割強が正社員・正職員などの正規労働者でした。しかし、いまでは過労死は減らないまま、パート・アルバイト・契約社員・派遣などの非正規労働者が約2000万人、4割弱に増え、働きすぎと生きづらさが併存する状況になっています。

 中所得層の没落と低所得層の貧困化には目を覆うものがあります。この十数年間に労働者1人当たりの年間賃金は70万円近く低下しました。パートの賃金は年間115万前後に押さえ込まれています。派遣はいつ使い捨てられるかわかりません。

 10年ほど前からは、若者の酷い働かせ方が「ブラック企業」という言葉で語られるようになりました。最近は「ブラックバイト」も問題になっています。

 あれもこれも「雇用形態の多様化」が進み、「雇用身分に引き裂かれた社会」が出現したからにほかなりません。この新書はそうなった原因と実態を明らかしようとしたものです。


雇用身分社会 森岡孝二著
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今年起きた有名企業の不祥事と謝罪会見 識者が5段階で採点

2015-12-14 | 労働ニュース
今年起きた有名企業の不祥事と謝罪会見 識者が5段階で採点
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<企業のストレス検査義務化>結果通知は本人のみ、形骸化懸念も

2015-12-14 | 労働ニュース
従業員50人以上の企業に年1回の“心の健康診断”を義務付ける「ストレスチェック制度」が、今月スタートした。企業や労働者がストレスに気付き、深刻化する前に労働環境を改善してもらう狙いがある。既に取り組んできた事業所では、どんな効果や課題が出ているのだろうか。



<企業のストレス検査義務化>結果通知は本人のみ、形骸化懸念も
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