IT企業が年収・仕事内容を提示した上でエンジニアを指名し、企業間で“競争入札”するサービス「転職ドラフト」に参加したあるエンジニアが、「指名時の年収と、内定時に提示された年収が大きく違った」と匿名で告発した件について、運営元のリブセンスが9月26日、「提示年収の定義があいまいだった」と謝罪し、改善策を発表した。
転職ドラフトは、プロ野球の「ドラフト会議」をモデルにした転職サービス。参加したITエンジニアのスキルを企業が確認した上で、年収・仕事内容を提示してWeb上で公開入札(ドラフト指名)し、採用につなげる。4月に第1回、7月に第2回を開催した。
転職ドラフトで6社ほどから年収500~600万円の指名を受け、その中で大手の1社を選んで面接し、内定したというあるエンジニアが9月25日、「指名時に提示された年収と、内定時に提示された年収が大きく違った」と匿名ブログに告発した。
ブログによると指名額は550万円。転職ドラフトは指名額の9割以上を保証するとしているため、495万円以上の年収を期待していたが、内定時に提示された年収は約429万円だったという
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