八戸市内で薬物捜査を装って女性の車内を調べたほか、同じ男性宅に3度侵入し、現金を奪ったなどとして公務員職権乱用や強盗未遂など七つの罪に問われた元八戸署員、石橋良太被告(26)=同市江陽2丁目=の第2回公判が15日、青森地裁八戸支部(遠田真嗣裁判官)であった。被告人質問で石橋被告は、動機となったオンラインカジノでの借金について「職場でのパワハラがカジノにはまった大きな原因だった」と主張。検察側は、それ以前から多額の借金があったと指摘した。
弁護側からの質問で、被告は事件前の担当部署の上司から、日常的に暴言を吐かれていたと説明。自殺願望を募らせた結果、署内で自殺未遂をしたこともあったと明かした。職場でも孤立し、「仕事での強いストレスに耐えられなかった。ギャンブルをやっているときが嫌なことを忘れられる唯一の時間だった」と借金を増やした理由を述べた。
一方、検察側はパワハラを受けたと主張する時期よりも前に、被告にはカードローンや車のローンで数百万の借金があったと強調・・・・続きはこちら
弁護側からの質問で、被告は事件前の担当部署の上司から、日常的に暴言を吐かれていたと説明。自殺願望を募らせた結果、署内で自殺未遂をしたこともあったと明かした。職場でも孤立し、「仕事での強いストレスに耐えられなかった。ギャンブルをやっているときが嫌なことを忘れられる唯一の時間だった」と借金を増やした理由を述べた。
一方、検察側はパワハラを受けたと主張する時期よりも前に、被告にはカードローンや車のローンで数百万の借金があったと強調・・・・続きはこちら