前回は、「週5日勤務・週休2日制」が世界と日本に定着していった歴史を振り返りました。本記事では、「8時間労働」の歴史的背景を振り返り、それが果たして今の私たちに合った労働時間なのか、考えてみたいと思います。
「8時間労働」の歴史
200年前、初めて「8時間労働」が提唱される
「8時間労働」を初めて提唱したのは、今からちょうど200年前の1817年、イギリスの実業家であり社会活動家であるロバート・オーウェンだと言われています。
当時は産業革命のまっただ中で、幼い子どもを含む工場労働者が1日に10~16時間も働いていました。妻の父から引き継いだ紡績工場を経営していたオーウェンはこのような状況をよしとせず、・・・・続きはこちら
「8時間労働」の歴史
200年前、初めて「8時間労働」が提唱される
「8時間労働」を初めて提唱したのは、今からちょうど200年前の1817年、イギリスの実業家であり社会活動家であるロバート・オーウェンだと言われています。
当時は産業革命のまっただ中で、幼い子どもを含む工場労働者が1日に10~16時間も働いていました。妻の父から引き継いだ紡績工場を経営していたオーウェンはこのような状況をよしとせず、・・・・続きはこちら