“違法な長時間労働” 電通子会社5社に是正勧告
「アリさんマーク」で知られる引越社のグループ会社「引越社関東」(東京都)で営業職だった男性社員が、労働組合への加入をきっかけに「シュレッダー係」に異動させられた問題で、男性が加入する労働組合「プレカリアートユニオン」の清水直子執行委員長は5月15日、弁護士ドットコムニュースの取材に対して、「会社側から、全面的な和解に向けた話し合いをしたいという提示があった」と話した。
和解協議中は街宣活動をしない取り決めのため、組合側は、この日予定していた同社前での「大抗議アクション」を急きょ中止した。
●男性は現在も「シュレッダー係」のまま
男性は、残業代が支払われなかったうえ、営業車運転中の事故で弁償代を請求されたことから、2015年3月に「プレカリアートユニオン」に加入。会社側は同年5月、男性を営業職から「アポイント部」に配置転換し、さらに同年6月、一日中「シュレッダー」をかけるだけの仕・・・・続きはこちら
和解協議中は街宣活動をしない取り決めのため、組合側は、この日予定していた同社前での「大抗議アクション」を急きょ中止した。
●男性は現在も「シュレッダー係」のまま
男性は、残業代が支払われなかったうえ、営業車運転中の事故で弁償代を請求されたことから、2015年3月に「プレカリアートユニオン」に加入。会社側は同年5月、男性を営業職から「アポイント部」に配置転換し、さらに同年6月、一日中「シュレッダー」をかけるだけの仕・・・・続きはこちら
労働相談や訴訟支援など全国約1700人の弁護士が労働者の権利擁護を行う日本労働弁護団に所属する弁護士がこう話す。
「サラ金業者などへの過払い金請求の波が一段落し、その報酬で儲けていた弁護士事務所が運送業界の未払い残業という“次なる市場”へドッとなだれ込んできています。この動きは数年前からありましたが、ヤマト問題を契機に一気に火がついた印象。
日本労働弁護団には属さない、“カタカナ系”の多数の弁護士事務所が『着手金・初期費用0円』『完全成功報酬』と謳(うた)って宣伝を打ち、ものすごい勢いで集客をし始めています」
そうした弁護士事務所にとって、運送業界の残業代回収は“オイシイ市場”だ。・・・・続きはこちら
「サラ金業者などへの過払い金請求の波が一段落し、その報酬で儲けていた弁護士事務所が運送業界の未払い残業という“次なる市場”へドッとなだれ込んできています。この動きは数年前からありましたが、ヤマト問題を契機に一気に火がついた印象。
日本労働弁護団には属さない、“カタカナ系”の多数の弁護士事務所が『着手金・初期費用0円』『完全成功報酬』と謳(うた)って宣伝を打ち、ものすごい勢いで集客をし始めています」
そうした弁護士事務所にとって、運送業界の残業代回収は“オイシイ市場”だ。・・・・続きはこちら
調査会社の三菱UFJリサーチ&コンサルティングが2017年度の新入社員を対象に行ったアンケートで、「残業がない・休日が増える」を望む割合が、調査を始めた04年度以降で最高の41・5%となり、初めて「給料が増える」(34・4%)を超えた。
若者が仕事のやりがい以上に、私生活の充実を重視している状況が示された形だ。
会社に望むことを選択肢から三つ・・・・続きはこちら
若者が仕事のやりがい以上に、私生活の充実を重視している状況が示された形だ。
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