「東京2020大会は会場の収容定員の50%以内で1万人を上限とすることを原則に
観客を入れて開催することを決めました。」
なんでオリンピックだけ特別に観客を入れて開催できるの?
だったら、
全国の学校の運動会もオリンピック会場と同じ感染防止対策を実施することを条件に
堂々と開催すればいいじゃない!
「東京2020大会は会場の収容定員の50%以内で1万人を上限とすることを原則に
観客を入れて開催することを決めました。」
なんでオリンピックだけ特別に観客を入れて開催できるの?
だったら、
全国の学校の運動会もオリンピック会場と同じ感染防止対策を実施することを条件に
堂々と開催すればいいじゃない!
ニュースで話題になっていますが、
イギリスとロシアで「デルタ株」と呼ばれる新型コロナ感染者が急増しています。
日本よりもワクチン接種率の進んでいるイギリスで新型コロナ感染者が急速に拡大しています。
イギリスでは17日だけで新規感染者が1万人を超えてきています。
ロシアでは17日だけで新規感染者が1万4千人を超えています。
新型コロナワクチン摂取率が日本よりも高い国でさえ、
デルタ株が広がり出すとこのようなありさまです。
ロシアと日本のワクチン摂取率はほぼ同じくらいですが、
イギリスは摂取率が日本よりはるかに高いことがよくわかります。
それなのに・・・です。
今の日本の状態のままでオリンピックを開催してしまって
ほんとうに感染拡大を防げるのだろうか? と思います。
「ワクチン接種さえすれば感染しない」・・・と言うような神話は崩れてしまったようです。
国民の生命や感染防止策の徹底は二の次で、
とにかくオリンピックを開催すること「オリンピック開催ファースト」だということがよくわかります。
どこかの誰かが記者会見で「私が責任を持って・・・」と発言されていますが
いったいどの口がそんなことを言っているのだろうかと疑ってしまいますね。
東京都は、東京オリンピック・パラリンピックの期間中に都内で都などが計画していた
パブリックビューイングをすべて中止することを決めました。
⇨これは正しい判断だと思います。みんな自宅に籠もってテレビやネットで観戦しましょう。
東京五輪・パラリンピックに出場する東アフリカ・ウガンダの選手団9人が19日成田空港に到着。
このうちの1人が、空港での新型コロナウイルスのPCR検査で陽性だったことがわかった。
来日した海外の五輪選手団で陽性が判明したのは初めて。
⇨これからも同様の事例がまだ出てくると思います。
「東京大会の観客数の上限について、橋本会長は、これを決める政府やIOCなど5者による会談を今月21日に開催すると明らかにしました。」
今さら何をおっしゃっているのか意味がまったくわかりません。
コロナ感染拡大を懸念して、
全国で学校行事をはじめとした様々なイベントの中止や
様々な祭りが今年も中止を決定しているなかで
《オリンピックだけ》が観客を入れて開催しようというのはいかがなものでしょうか。
上限1万人とか、定員の50%とか意味わかりません。
「まず『安全安心』な大会を実現するために、感染対策をしっかり講じて、リスクを可能な限り小さくすべく、具体的対策を詰めているところ」
その決意はいったいどこへ消えてしまったのでしょう?
『無観客開催』 だけが唯一の開催条件です。
感染拡大防止に関心が薄いだけでなく、
国民感情にもまったく無関心だということを露呈しているのがおわかりにならないのでしょうか?
日本語を理解されていますよね? と聞いてみたいです。
東京2020オリンピックへ開催へ、日本だけが「予定通りに開催する」、「緊急事態宣言もオリンピック開催に影響ない」
と言い張ってきましたが、流れが変わろうとしています。
アメリカ国務省は24日、国民向けに出している各国への渡航の安全度を示した情報を更新し、
日本に関してこれまでより1段階引き上げ4段階で最も厳しい「渡航中止の勧告」としたと公表しました。
その理由について国務省は、CDCが24日に日本に関する情報を更新し新型コロナウイルスの感染状況を
4段階で最も厳しい「非常に高い」と判断したことを反映した結果だとしています。
➡これに対して日本国内では「アメリカ国務省の措置は日本への渡航回避の勧告はされているものの、
必要な渡航まで禁止されているものではないと承知している」とコメントしていますが、・・・
これ以上高いレベルは無い「最も厳しいレベル」だということが理解できていないようです。
もっと全世界の状況をよく見て、本当に今開催すべきなのか、開催できるのかを再検討すべきかと思います。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長が新型コロナ禍を「戦時中」との見解を表明し、
東京五輪の開催中止につながる可能性が出てきた。
感染拡大の第4波に直面している日本は東京五輪があと2か月足らずで開幕するが、
ワクチン接種の遅さが批判を浴びている。2回接種した人が米国では40%、フランスでは15%であるのに対して、
日本はわずか2%だ」と日本の危機的状況を強調する。
➡感染防止、予防という観点からも「ワクチン接種率」の高さが重要で、
ワクチン接種が進んでいるヨーロッパ諸国やアメリカなどでも摂取率の高まりとともに経済活動も再開してきています。
日本国内では「これまでの感染者の少なさ」に注目していて観点が全く食い違っているのです。
オリンピック開催までに日本国内の高齢者すべてにワクチン接種が終わったとしても
摂取率は30パーセントそこそこしか満たさない場合には感染拡大防止の効果はまだ出ないことは周知の事実です。
世界はここを見ているのですね。
今のタイミングで日本だけが「オリンピックやります、安心です」と言い続けて強行開催しても、
世界からの多くの地域から参加しない、参加できないという状況になる事が見えてきたように思います。
今年の開催はやっぱり無理、「安心、安全なオリンピック」のために、
もう1年延期しましょう・・・。
国内では依然としてコロナ感染が収束に向かう見通しはたっていません。
新型コロナ感染の広まりが各地で続いています。
5月23日から沖縄県も緊急事態宣言に対象地域となりました。
まん延防止等重点処置も8県に増えたままです。
非常事態宣言の解除条件となる
東京都新規感染者数 100人/日以下
大阪府新規感染者数 60人/日以下の達成は絶望的。
従来とは異なり感染力が強い「変異株」が中心となった今、
従来と同じ対策の継続では感染者が減るはずがありません。
世論調査でも、有識者からも、医療関係者からも
オリンピックの中止や再延期を求める声が後を絶ちません。
にもかかわらず「予定通りのオリンピック開催」にこだわり続けて
新たな対策が何も考えられていない状態。
現在も海外から入国する日本人に対してすら
入国直後のPCR検査の実施⇨3日間の隔離で陰性が確認されれば地元に移動⇨さらに11日間の隔離処置
を行っています。
当然、オリンピック開催で海外から入国する約9万人の選手および関係者、約3万人のメディア関係者にも
同じ対応をするのですよね???
入国する以上は国民が行っていることと同じことをしなければ到底納得できませんがどうなんでしょうか。
コロナ感染対策に「例外」や「特例」で免除なんてことはあり得ません。
⇨ 「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会」に説明してほしいです。
※今ですら海外からの入国者で連絡が取れなくなる人が続出しているのに・・・
国民に対して厳しい管理を要求していて
オリンピック関係者だかれフリー入国で・・・なんてことはあり得ません。
感染対策を万全に行って、安全、安心に開催できるように全力を挙げています・・・
と言うのは当然のこと、それを遂行できないとみんなが危惧しているのです。
日本人の大多数にワクチン接種が終わっていない今の時点でのオリンピック開催は自殺行為。
オリンピックの中継を聞きながら身内や知人が感染して、重症化して、
命を落としていくのを見聞きしたくありません。絶対に。
みんなそうですよね?
どうしても「中止」ができないならば、「もう1年再延期」してほしいです。
来年ならばワクチン接種も終えて名目通りに「安全、安心」に開催できると思います。
IOCは日本国内のコロナ感染状況についてまったく関心も無く責任を負う必要は無いんです。
オリンピックが開催されればいいのです。
それはバッハ会長やIOC関係者の発言から明白です。
だからこそ政治判断が必要なのです。
去年、大会史上初めての「開催延期」を行いました。
もう1回政治判断で再延期をして
名目通り「安全、安心の大会」、「コロナ禍に打ち勝った大会」を実施できるようにするべきだと思います。
今年オリンピックを強硬開催しても、誰一人として幸せになれないのですから。
今さらですが、
日に日にオリンピック中止に向けた報道が増えています。
そのなかのほんの一端ですが、
5月13日 米紙ニューヨーク・タイムズは11日、「スポーツイベントはスーパースプレッダーになるべきではない」と題した
東京五輪の中止を求める署名コラムを掲載した。「今こそ科学に耳を傾け、危険な茶番をやめる時だ」
と東京五輪の中止を訴えた。
5月15日 東京五輪の安全な開催基準は「都内の新規感染者数を100人以下にする」。東京都医師会の
尾崎治夫会長が厳しい目標に言及し始めた。
5月18日 産経新聞調査で東京五輪・パラリンピックの開催について「中止する」との回答は56.6%で半数超え。
「観客を入れないで開催」が26.3%、「観客を制限して開催」が15.5%だった。
緊急事態宣言の解除は、「ステージ2」が達成できるまではお預けです。
これはリバウンドを考えたときに守らなければなりません。
ちょっとの隙をついて一気に感染者が広がってしまった台湾と同じ事になってはいけません。
毎日発生している感染者を守ることもできず、死者を出し続けてしまっている中でオリンピックの開催は無謀すぎ。
冷静に考えれば今の時期に強硬開催はできずに中止、または再延期の選択肢しかないはず。
開催をして、しかも観客も入れる検討なんて無謀すぎ。普通の感覚じゃない、
いま日本国内で日々起こっていることを人ごと、他国のこと程度にしか感じていないのでしょうね。
国内のコロナ感染は日々拡大の一途を歩んでいて
7月、8月までに収束する気配や見込みがない、
世論も盛り上がらない(オリンピックより目先の感染防止)、
強行に開催しても選手との交流すらできない、
・・・あれもだめ、これもだめ、という状況のなかで強行開催する意味は全くないと感じます。
オリンピックのために国外から9万人が入国すると言うけれど、
9万人すべての行動はどのように管理するのか?
24時間体制で監視をするのか?
どこかに閉じ込めるのか?(そんなことできるのか?)
選手だけでなくメディア関係者もいるはず。
日本国内の取材などのために動き回ります・・・よね。
そんなこんなで9万人すべてが自国に戻るまで感染者を出さないことが
本当にできると思っているんでしょうか?
日本には神様がいて神頼みでなんとかなるとでも思っているんでしょうか?
2021年の夏にオリンピックを開催するのは無謀。開催はできない。
冷静になって考えれば考えるほどこの答えは揺るぎないものになるはずです。
もうこれ以上世界に大きな迷惑をかけてはいけません。
1日も早いこの夏の中止(または再延期)の決断を希望して止みません。
僕はテレビやラジオでオリンピック中継が流れているのを耳にしながら、
家族や親しい人が病院で療養もできずに自宅隔離のまま死に直面することになるのは絶対にいやです。
今年も長岡大花火大会は中止が決定しています。
一時は観客を県内限定、しない限定にしても開催したい、
あるいは時間短縮をしてなんとしても開催をしたいと意気込んでいたのです。
そのことはこれまでの報道でちゃんと伝わってきていました。
でも・・・
安心して開催するには高齢者だけでなく一般向けのワクチン接種が完了することが必要で
それができないから感染拡大が続く恐れがあるとして
今年も開催を中止することに至りました。
これ、いたってまともな決断だと思いますし僕もこの考えに賛成です。
連日ニュースで繰り返し報道されている
「高齢者への7月末までの接種完了」では安心安全に対してまったく不足なのです。
高齢者が感染したときの重傷者は減りますが、
働き盛りの若者や若年層はまだ接種をしていないので
今のような状態が続くことを前提にしているのですね。
安心安全のためには「高齢者だけではなく一般向けの接種完了が必須」のはず。
それをいつのまにか「高齢者に対する接種が完了」さえすれば安心が取り戻せるような
宣伝にすり替えられていることにみなさんも気づいているでしょうか?
そんな状態でオリンピック開催ってほんとうにおかしな話です。
若者、若年層を切り捨ててオリンピックを開催しようと言っているわけですね。
若者の命よりもオリンピック開催が優先なんて
本当に日本は悲しいことをしようとしていると思います。
僕が住んでいる長岡市でも「緊急警戒情報」が発令されました。
「人口10万人当たりの1週間の感染者数が、2週間にわたって10人を超過し、今週は23.2人。
最悪のステージ4に到達しかねない状況」
長岡市では11日までの1週間で、68人の新規感染者が確認されています。
感染経路が分からない人も増えていて、長岡市は独自の「緊急警戒情報」を出し、感染防止対策の徹底を強く呼び掛けました。
マジです。 こんな地方都市でもステージ4になりつつあるなんて・・・。
地方都市では感染者が少し増えただけでもステージ3,4になりやすいんですね。
緊急事態宣言を全国レベルに広げてほしいという話も飛び交っていますが
いち早く抑え込むためにも必要になってきていると実感しています。
「男子テニスの錦織圭(日清食品)が10日、新型コロナウイルス禍で開催反対の声が目立つ
東京オリンピック・パラリンピックについて
「一人でも感染者が出る状況なら気が進まない。
政治のこともあるが、究極的には一人も感染者が出ない時にやるべき」
だと述べ、国民の安全が最優先との考えを示した。
このほか、テニス界では大坂なおみ選手もツアー大会の会見で
「人々の感染リスクと不安があるなら開催について議論をすべきだ」と発言しています。」
まったく同感です。
この意見に反論する人は誰もいないはず。
人命よりも大事なオリンピックなど無いはずです。
だから、一人も感染者を出さないためにこれまでの1年間に徹底した感染対策をやるべきだった。
でも何ひとつしてこなかった、できないままでいた結果が今の状態なのですよね。
開催できないことをしっかりと受け入れるべきだと思います。
ゴールデンウイークの最中は医療機関が休診だったりPCR検査数が少なかったために
東京都の新規感染者数は 5月1日の1,050人をピークとして500人台まで減少していました。
一時は 「緊急事態宣言解除?」 に向けての動きも報道されていましたが
都内に出歩いている人が減った ⇨ 都外へ移動していた(江の島や都心から離れたところで人出増)
だったことは連日ニュースで報道されていた周知のこと。
連休が終わってからの新規感染者の推移をしっかりとみていく必要があり
緊急事態宣言期間を5月31日まで延長が決まったところでした。
そして、
やはり、
案の定1,000人超えになってきましたね。
そりゃそうだよね。
多くの人が出歩いていたんだろうから増えますよね。
これから実態の数字が出てくるのだと思ってみています。
僕が住んでいる新潟県も例外ではありません。
残念ながら5月8日に過去最多の50人の感染が確認されました。
これはこれまで最多だった4月21日の48人を上回っており
まずいことになっているかも・・・と戦々恐々しています。
全国各地でも新規感染者が過去最多となったところが14道県と続出。
・北海道 ・新潟 ・群馬 ・石川 ・滋賀 ・愛知 ・岡山 ・広島
・香川 ・福岡 ・大分 ・佐賀 ・長崎 ・熊本
全国の新規感染者は 7,251人。
(過去最多は 1月8日 7,853人)
記録を更新して近々1万人に到達する勢いに感じます。
ところで、東京オリンピックを控えて5月17日、18日にバッハ会長来日の予定です。
現在延期の調整を行っているようですがとんでもない。
ご本人自身が「緊急事態宣言は五輪とは関係ない」と発言しているのですから
是非この事態のなかでも来日を果たして現実を見たうえでの発言をしていただきたいものです。