国慶節休みの爆買いはいかに

国慶節10月1日から始まった「国慶節」。

連休にあわせてたくさんの中国人が

日本に押し寄せていると思います。

ここ数年中国人旅行客といえば

「爆買い」のイメージが強かったと思いますが

すでに下火になってきているのは周知の事実です。。







ここに追い打ちをかけているのが「円高」。

「同じ製品を中国国内で買うより日本で買った方が安い」

だから日本に行って「良い品物を、安く、たくさん」

買い物をしてきたのですね。

でも、2015年8月はじめに1元＝約20円だった為替相場は、

今は 1元＝約15円。






なんと25％も円高になちゃったので、

「日本に行って良いものをたくさん買うメリット感」

が薄れてしまった訳です。

この割高感から購入も

「どうしても欲しい物」に絞り込むのは仕方ないことでしょう。

日本のデパート、スーパー、そのほかいろんなところで

中国人の爆買い頼りに去年と同じ売り上げを見込んでいたら

売り上げが伸びなくて予想外の在庫・・・

なんて痛い目に遭いますよ～。

日本に旅行する中国人すべてが

お金があり余っている訳ではありません。

中国人は金銭感覚には鋭いんです。




上海の中国人ローカルの中で生活をしていて

彼らの動向を毎日見ていればこれは当然のことだと感じてます。

国慶節が終わった頃、日本での「爆買い」の結果がどう出るか

興味深く待ちたいと思います。