なかちゃんは武漢でもなんとかやってます!

約5年10か月の上海生活と4年間の日本の生活を終えて、
今度は武漢での赴任生活を始めてます。

転機はいつ

2021-08-15 06:50:24 | 新型コロナ

増加の一途を続けて減少に転じないコロナ感染者。

毎日が重苦しい空気の中で生活していて、息苦しさを感じます。

もうコロナ関連のニュースを見聞きしたくないと感じることもあります。

 

 

先日、分科会からこんな提言が出されたと報道にありました。

「この2週間で人出を5割減らし、なんとか感染を減少の方向に転じさせたい。」

先の緊急事態宣言でも同じような発言がありました。

でも2週間では効果は出ませんでした。

 

2週間で減る見通しの根拠は何でしょう。

2週間では減らないと思います。

またこのような発言は、「2週間後には元に戻します」という解釈を生んでしまうので

2週間後にはさらに人流規制は効かなくなってしまうでしょう。

 

 

1年半続いた個人のモラルに頼る自粛による行動制限は限界を超えてしまっています。

もっと強く訴えないとみんな危機感を感じられない状況になっています。

この数日間、政治家がメディアに直接出て警鐘した時間が何分間あったでしょうか。

あまりにも無さ過ぎると感じるのは僕だけでしょうか。

 


7月の4回目の緊急事態宣言は「最後の緊急事態宣言」で望んだはずでした。

総理大臣も決意を述べていました。

「ワクチン(接種)が急速に進んでいる。これを最後の緊急事態宣言にしたい」ということでした。

 

 

それでも感染者の増加は止まりませんでした。

それは、

・原稿棒読みで説得力が何も感じられない説明。

・原稿を飛ばしても気づかない、時間に遅れれば事務方に責任をなすりつけている実態。

・国会の質疑では質問とは違う答弁を繰り返しても気づかずに平然としている(と見える)。

・ワクチン、ワクチンというけれど接種が終わるのはまだ数ヶ月先。でもみんなは今日、明日のことを訴えている。

・専門家の警鐘を聞かずにすべての政策が後手後手。

 「ギリギリ、崖っぷちの状況」とよく言いますが、時間が過ぎて好転できると判断できたときに言うべき。

 時間が過ぎても好転しないとわかっているなら、ギリギリと言って判断を先に延ばさずに今、すぐに判断と行動すべき。

・緊急事態宣言の中で外出自粛を求めているのにオリンピックを開催してお祭りムードを盛り上げて

 みんなどうしていいのかわからなくなってコロナ対策の意識は著しく下がってしまいました。

 ➡緊急事態宣言慣れとオリンピックによる気の緩みを招いた「人災」。

・そもそも自分だって20年12月には大人数での会食を控える呼びかけの中で大人数の会食を繰り返し行っていたじゃないか・・・。

 

みんなもう期待していませんし、呆れ果てているのがお気づきにならないのかな。

だからすべてが中途半端。締まりが無くてけじめもつけられない。

原稿を棒読みせずに大きな声で自分の考えを説得力のある説明ができる方に交代して欲しい。

 

みんなが「今度こそ政治家が真剣になって今の状況を変えようとしているんだ」

と受け止めることができてこそ、協力しよう、自覚して行動しようと転機を迎えて

新たな一歩が踏み出せるようになると期待をして止みません。