今日29日は新潟県知事選挙です。
よく選挙になるとニュースで「今度の選挙に投票するか、しないか」のアンケートが行われて
決まって「投票する」と答える人が圧倒的多数なのに
実際の投票率はそれ以下になってしまうことはいつものことです。
きっとアンケートに答えるときには
「どんな候補者がいるのかよく知らないけれど自分の考えと同じ人がいたらその候補者に投票したい」
と言う人がかなりいるのだと思います。
そして、「何で投票しなかったのか」その理由を掘り下げていくと
「投票したい候補者がいなかったから」と言うことがよく聞かれます。
でもちょっと待って。
「投票したい候補者」。
そんな自分の気持ちとまったく同じ考えを持つ候補者なんて居ないんです。
そして、どんなに投票しない人が多くいて投票率が悪くても、
一番得票数の多い人が必ず当選する仕組みになっているんですね。
(投票率が低かったら選挙やり直し・・・なんて聞いたことないですよね)
もし投票したい候補者がいなかったら
候補者の中でマシな候補者に投票するしかないんです。
白票、棄権票は絶対に駄目。
白票、棄権票は「選挙結果をすべて受け入れます。文句は言わず従順に従います。」
と言う意思表示になるんです。
自分の気持ちがそうではなくても選挙の仕組みがそうなっているのです。
だから選挙に行って自分の考えと意思で投票してきましょうね。