自宅と道志の日々

タイトルを「自宅と道志の日々」にしました。日記のようにつぶやいています

丸亀市「山越うどん」

2023年04月01日 | なかま道志ベース

 先日に引き続いて、四国の話になります。香川県で本場の丸亀うどんを食してきました。

2016年11月11日の出張ですから、7年前の出張になります。

松山から香川に入る前に豊浜SAで休憩です。

客先とお会いするために、先ずは昼食です。四国の担当者は食べ物店や飲み屋さんは良く知っていますね。

聞くところによると、香川県にはたくさんの讃岐うどんのお店があり、その数は1000以上とも言われています。「うどん県」と言われる所以なのでしょう。一口にうどん屋といっても香川の讃岐うどん屋はいくつかの種類があるようです。
店員が案内やうどんの持ち運びをしてくれる一般店、客が自分でうどんを茹でたり、ダシを注いだりするセルフ店、そして製麺所がうどんを食べさせてくれる製麺所系の3種類に分けられるのが一般的です。

その中でも丸亀市で有名なうどん店に立ち寄ることにしました。場所は畑が広がるところですが、ここのどこにうどん店があるのかも分かりません。現地の方は農道?横切っては店に向かいます。

それらしきところに着きました。駐車場は点在していて、畑の向こうに見るのが満車の駐車場でした。

丸亀市で有名な「山越うどん」です。自家製麺所があるようです。

混んでいて列を作っています。だいぶ並んで店内?に入ることが出来ました。

簡単に言えば、農家としか思えません。その庭先でいただくのです。

注文の仕方も分かりませんので、現地担当者のあとについて並びました。みなさん早口で注文していきます。「かまたやま・・・・」とです。

注文を受けると、おばちゃんが中心となって素早くこなしています。

慣れた方々なので、注文もトッピングも早い!

私は訳も分からず、こんなものを注文いたしました。正直、味わって食べていませんので、味は忘れました。

まさに、農家の庭先で屋根がかかっている場所です。

なんで、こんなに混むのか分かりません。もう少し落ち着いて食べたいくらいが感想です。

ところで、全国展開している「丸亀うどん店」は、現地で出店してもイマイチだったようです。

現地のニュースが報じた『丸亀製麺が「本場」香川で苦戦 県内残り1店舗に「地元のうどん屋が強すぎる」の声』という記事が話題になったことを受けて、かれこれ10年以上もの間、ことあるごとに炎上を繰り返してきたようです。

それは“丸亀製麺、実は丸亀と全く関係ない方で兵庫県が発祥で、創業時は焼き鳥屋だったそうです。「讃岐うどん」の本場である香川県と縁もゆかりもないし、屋号である丸亀市には店鋪はもちろん、製麺所を経営したこともないので、現地(丸亀)の方々は本物とは違うと敬遠したのでしょう。

しかし、われわれ一般庶民の頭の中には、今や丸亀製麺は日本を代表する「讃岐うどんチェーン」というイメージがすっかりと定着しています。また、海外10カ国200店舗以上で展開しており、そちらでも「A specialized Sanuki Udon」とうたっているので、世界には「丸亀製麺=日本を代表する讃岐うどんブランド」と信じて疑わない人たちがいる訳です。

そう言えば、札幌ラーメンや信州そばの店だって地元と縁のない企業が運営しています。神戸○○や鎌倉〇〇と名の付いたものが多く出回っています。地域の名を使たブランド店?はたくさんあります。どこの店もそれなりに流行っていますが、丸亀(讃岐)うどんだけは、現地のプライドなのか、チェーン店の「丸亀うどん」は受け入れられていないようです。

運転されていた方が、危なく看板にぶつかりそうになったことは、良く覚えています。