かかりつけ医の指導?から、胃の内視鏡検査をすることになりました。
先日、8月26日(土)の7時55分に医院へ伺いました。
前日は午後8時以降は、食事も水もダメで絶食してくださいと記されています。
以前の胃の検査はレントゲン撮影で、バリュウムを飲まなくてはなりませんでした。
検査後、バリュウムが固まって腹痛をおこしたことが何度も経験していました。
そんなイメージがあって、健康診断などでは胃の検査はいつもパスしていました。
今回は鼻からの内視鏡検査で、鼻との喉に麻酔をすると書かれていました。
注射も苦手な私です。
看護師さんは最初に鼻にチューブを入るかの確認で、痛いようであれば口からと言っていました。
右の鼻腔からチューブを挿入しても痛さも感じません。ではこれで行きましょう!とのことです。何か液状のものが注入されました。
これは液状の麻酔で、鼻腔と喉を麻酔する方法でした。注射だと思っていたのですが、不安は一気に解消です。
担当した医師は、ある大学病院で以前からお世話になっている先生です。実に穏やかで、患者の立場になって説明してくれたりして医師の見本のような先生です。
かかりつけ医(理事長)とも医大で同期だったようです。また、私もかかりつけ医とは同級生でした。同じ年の縁です。医大の先生が卒業され、かかりつけ医で専門分野で対応(診察等)をしています。
早速、検査が始まりました。
鼻腔からチューブカメラが挿入されて、食道・胃・十二指腸の検査になりました。
痛くもかゆくもありません。10分くらいの検査ですかね。
食道も胃もきれいだと言っています。
十二指腸に届くと、「潰瘍がありますね!」と言われました。
検査は終了し、時間を置いて(一度帰宅して2時間後に)検査結果の説明と今後の対応を聞きに伺いました。
いろいろと調べてみましたが、食道と胃はきれいで問題ありません。
十二指腸潰瘍ですので、治す必要があります。
あぁ~何かの方法で手術かな?と思いました。
先生は「6週間分の薬を出しますので、服薬してください。」とのことです。
「今は良い薬もありますので、手術などはしませんよ。」でした。
医学の発達は凄いものがあります。胃のレントゲン検査のために、あのバリュムを飲まなくて良い!
また、手術でなく6週間の服薬でOKとのことです。
今回の胃の内視鏡検査は、ピロリ菌の除菌をするために、胃の状況を調べるためのものでした。
昔ですが、一度ピロリ菌の除菌をしましたが完全に除菌できず、まだ残っています。
前述したように完全除菌するために、先ずは胃の内視鏡検査をしたのです。
この先生は消化器系(胃腸関する)一人者です。人望もあり患者の身になってお話ししてくれます。大学病院でも、またかかりつけ医の診察室から退出する時も、先生がイスから立ってお大事にどうぞ!と声をかけてくれます。
今や胃の内視鏡検査は簡単(10分もあれば)すみますので、ご心配の方は躊躇せずに是非受けて見てください。
たまたま、「娘先生にHiroさん胃の検査はしていませんよね。ピロリ菌除菌するには胃の検査からですよ。」と言わて、たまたま十二指腸潰瘍が発見されたのです。
まさに、早期発見で大事に至らずで済みそうです。
余談:ピロリ菌は、井戸水や土壌にいる細菌です。
どのようにして感染するかについては、まだはっきりとは分かっていませんが、次の2つが主な感染経路と考えられています。
①ピロリ菌に汚染された水を飲むこと
②ピロリ菌に感染している親などから子供への食べ物の口移し
上記①については、近年衛生環境が整ったことにより、若い世代の感染率は下がっています。とはいえ、ピロリ菌に感染している日本人は今でも3000万人以上いると言われています。特に50歳以上の方の感染率は50〜80%で、高齢者ほど高率です。
5歳ぐらいまでの免疫力が十分ではない時期に感染します。そして、その後何十年も胃の中に生息し続けます。大人になってから感染する可能性は0ではありませんが、基本的にはないと考えられています。
ピロリ菌がメディア等でも取り上げられ、問題になっているのは、ピロリ菌が胃がんの原因になるためです。胃がんの原因の99%はピロリ菌と言われています。また、ピロリ菌に感染している方の約5〜6%に胃がんが発症すると考えられています。(ネットより)
いわゆる私を含めて高齢者の方は、胃がんの原因となるピロリ菌の除菌することが望ましいかと思います。是非検査をおすすめします!
道志では湧き水を飲んでいますが、水質検査でも問題もなく汚水が入るような水源ではありませんので、安心しています。
道志の水は上手い!
Hiro