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アンディ・ウォーホル

2012-11-13 02:55:15 | 日記
アンディ・ウォーホル

Meが大学生時代の頃は、ポップアートが流行っていた。Meは新宿にある展覧会や池袋や木場にある美術館へよく見に行った

アンディ・ウォーホルはポップアート界の旗手だった。シルクスクリーンのマリリン・モンローやエリザベス・テーラー、キャンベルスープ缶は有名だ。彼は美術品に高い価値をつけることに異を唱えて逆手に取り、同じシルクスクリーンを大量にそして微妙に異なるものを世に送り、芸術品の価値について一石を投じた。しかし彼が世に送り出したシルクスクリーンは、鑑定士によって査定され、今、 何億円もの高額な金額でオークションにかけられる。全く持って、皮肉だ。

Meは一度、横浜美術館で彼が監督した「エンパイア」という映画を見たことがある。めったに上映されないため、凄い人でMeは立ち見だった。内容はない。ただ無意味な映像が流れているだけである。それで上映時間は8時間余り。途中で帰る人もいれば、地べたにすわってみる人もいた。Meも4時間を超えたところで、ギブアップして、地べたにすわりこんだ。最後は皆疲れきった顔で劇場を後にした。アンディ・ウォーホル曰く、観客が退屈するような映画を作ったと。全く 彼の嘲笑を受けているようだった。

しかし彼はアートに対する価値観を根底から覆した。アートを高貴なものから大衆化させた。良いのか悪いのか分からないが、今気軽にアートが楽しめるのも彼のおかげかもしれない。

後記
脱残業宣言します。産業医から残業規制をかけてもらいます。上長も賛成してくれました。オーバーワークばかりしてしまうMeにはありがたいことです。今日もオーバーワークしていたら、上長に叱られました。
コメント
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