ナカナカピエロ おきらくごくらく

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4月2日(土)のつぶやき

2016-04-03 03:34:38 | 日記

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猫との生活

2016-04-03 02:41:36 | 日記
猫との生活

最近の猫は人間の恩恵を受けて羽振りが良く、小動物を見かけても逆に怯えるだけとなり、元来の狩りの本能を失わせつつある。至極人間生活に溶け込んで、狩りの本能の方はめっきり影を潜め、その本能たるや、せいぜい気まぐれに擦り寄ってくる人間の頬や腕に引っ掻き傷を残すこところとなっている。猫としては猫としても言い分もあることと思うが、それは猫の態度を見ればおおよそのことは分かるのである。つまり猫は猫独自の矜持をもって人間と接しており、ある意味対等の立場を譲らないもののである。これは老獪な猫ほど、そこいら辺を弁えているのである。それだけに人間はかような猫をいとほしく思うのである。
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情死

2016-04-03 02:40:13 | 日記
情死

その女は元来良く言えば情の深い女であった。情に情を重ねて身体を交わしている内に女の情は深い強欲へと変貌を遂げた。週に一度の性交では事足りず、それが四日三日になり、最後には毎日求めるようになってきた。それが疎ましく思えるようになると、今度は嘆き悲しみ、あなたはあたくしに飽きたのねと戯れ言の苦言を吐いた。そして遂には刃物を持ち出して、私の首筋に当て、あなたの真っ赤な血が見たいからといって、撫でるように私の首筋にやんわりと刃物を這わして、流れ出る赤い血を赤い舌で舐めて吸っては酔ったような恍惚とした表情となった。この女と死ぬはめになるやも知れぬとの恐れが湧いた。残念ながら、わたしはその女をそれほど好いてはいなかった。ここまで来ると女の覚悟たるをや凄まじいものがある。わたしは不本意ながら情死を覚悟せざるを得なかった。
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長い髪の女

2016-04-03 02:38:50 | 日記
長い髪の女

この世のものなれど、清らかな長い黒髪をしっとりとした白い肌の露わな背中に流す女。それがあまりに艶めかしいものだから幽霊ではないかしらと思い、下を見やって黙りこくっていると、こんどは身体を寝かして、すらっとした白い太股をやんわりと曲げて伸ばし、顔をこちらに向けて、こちらへいらっしゃいなと濡れた眼を向ける。どうにもこうにも動かないでいると女は退屈そうにゆっくりと横たわり、満開の夜桜の上で静かに消えていった。我に帰ると、私は川べりの暗い街路灯の下で四方を夜桜に囲まれて佇んでいるのであった。
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「蜜のあわれ」

2016-04-03 02:36:41 | 日記
「蜜のあわれ」

今日は早起きをして朝9:00からブルグ13で映画「蜜のあわれ」を見てきました。室生犀星原作、大杉漣、二階堂ふみ主演。老作家のおじさまと金魚の少女の数奇な恋。官能的な映像は見るものを魅了する。性と生の裏側にある残酷な死。しかしそれでも「人を好きになるということは愉しいものでございます」と幕を閉じるラストは見事。まさしく生きる喜びを与えてくれる映画でした。
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