Nakanaka Pierrot @NakanakaPierrot
別世界
これは夢の話かおとぎ話か
まるで別世界に来ているよう
何もかもが色彩豊かで
目まぐるしくくるくる色が変わる
こんな騒がしい世界でも
楽しいことばかりなら
言うことなしさ
これは夢の話かおとぎ話か
まるで別世界に来ているよう
何もかもが色彩豊かで
目まぐるしくくるくる色が変わる
こんな騒がしい世界でも
楽しいことばかりなら
言うことなしさ
惑い
あなたは
スカートの裾を
ひらひらさせて
私の心を惑わす
振り向いて
微笑む顔に
私は抵抗できなかった
すぐさま
私はあなたの手を取り
かけだした
あなたは
スカートの裾を
ひらひらさせて
私の心を惑わす
振り向いて
微笑む顔に
私は抵抗できなかった
すぐさま
私はあなたの手を取り
かけだした
地球
この世で尊いもの
地表には水が張り
植物が茂り
様々な生き物が
うごめいているが
その表面を捲れば
熱いマントルが
絶えず動き回っている
この地球も宇宙の惑星なのだ
微妙な均衡の中で
我々が存在することは
奇跡である
この世で尊いもの
地表には水が張り
植物が茂り
様々な生き物が
うごめいているが
その表面を捲れば
熱いマントルが
絶えず動き回っている
この地球も宇宙の惑星なのだ
微妙な均衡の中で
我々が存在することは
奇跡である
老いた勇者
全能の力を宿すサーベルを
軽々と振り回す勇者でも
１０００年の時は生きれまい
老いて力なく果てる最後が
来たとしても伝説は変わらない
勇者は確かに生きていた
そしてそれを継承するものが
いつの時代にか現れるのだ
我々はそれを願い待つのである
全能の力を宿すサーベルを
軽々と振り回す勇者でも
１０００年の時は生きれまい
老いて力なく果てる最後が
来たとしても伝説は変わらない
勇者は確かに生きていた
そしてそれを継承するものが
いつの時代にか現れるのだ
我々はそれを願い待つのである
ネックレス
君にあげたネックレスは
夜には蛇に化けて
君の首から生き血をすするだろう
君にあげたネックレスは
夜には蛇に化けて
君の首から生き血をすするだろう
胸の中で
あなたは
女のふくよかな胸と
男のたくましい胸に
抱かれて育ちました
やがてそこから巣立ち
あなたは多くの人を
抱きしめて
多くの人を幸せにしました
あなたは真に神の子でした
あなたは
女のふくよかな胸と
男のたくましい胸に
抱かれて育ちました
やがてそこから巣立ち
あなたは多くの人を
抱きしめて
多くの人を幸せにしました
あなたは真に神の子でした
あんよとおてて
あんよやおててを
動かしてみても
世の中はなかなか
変わらない
あんよやおててとは
無関係に世の中は
変わっていく
でもいつかその
あんよやおててで
世の中を変える日が
くることを
君はまだ知らない
今は未だ
あんよとおててを
動かすのみ
あんよやおててを
動かしてみても
世の中はなかなか
変わらない
あんよやおててとは
無関係に世の中は
変わっていく
でもいつかその
あんよやおててで
世の中を変える日が
くることを
君はまだ知らない
今は未だ
あんよとおててを
動かすのみ
避暑地
あなたは長い髪を
惜しげもなく風にさらした
五月の陽気は既に
初夏の日差しになっていた
海沿いの道は
まるであなたの髪のように
ゆっくり蛇行していた
私たちは目的地に向かって
走っている
そこがどんな素敵な
避暑地だったとしても
あなたとの熱い愛を
冷ますことなどできないだろう
あなたは長い髪を
惜しげもなく風にさらした
五月の陽気は既に
初夏の日差しになっていた
海沿いの道は
まるであなたの髪のように
ゆっくり蛇行していた
私たちは目的地に向かって
走っている
そこがどんな素敵な
避暑地だったとしても
あなたとの熱い愛を
冷ますことなどできないだろう
三文ピエロ
酔っぱらった
薄汚い道化が
繁華街の裏で
タップを踏んでいた
空き缶に
投げ入れられるコイン
道化はなけなしの金で
アルコールを買う
酔っぱらった
薄汚い道化が
繁華街の裏で
タップを踏んでいた
空き缶に
投げ入れられるコイン
道化はなけなしの金で
アルコールを買う
