女の性
女の心は
月の満ち欠けで揺れる
月の満ち欠けで揺れる
月読をして
涙のように毎月血を流す
涙のように毎月血を流す
女はそんな周期を
巡ってまわっている
巡ってまわっている
壊れた卵子が排されるを
女が黙って見過ごすはずはない
女が黙って見過ごすはずはない
もしかしたら命を宿すかもしれなかった
卵子が無残にも流れて排されるのだから
尋常ではない
卵子が無残にも流れて排されるのだから
尋常ではない
身体のホルモンバランスも崩れ
精神状態も不安定になる
精神状態も不安定になる
成就されなかった命は
排されて形のないまま流れていく
排されて形のないまま流れていく
そんな無常を女は
受け入れながら生きている
受け入れながら生きている
そこに男が入る余地があるだろうか
基本的に女と男は違うのである
だから女というものは愛おしいのだ