夭折

夭折

早熟の天才が
神から与えられたのは
夭折だった

どのみち
人生も先見して見通し
この先に歩くべき道を見失い
自尽してしまう不幸よりも
神は夭折して死を与えることで
その人を救った

幸いと美しさを神はもたらしたのだ

ソドムの市

ソドムの市

神は慈悲深いが
時として非情だ

世界をご破算にして
人間社会を淘汰されているとしたら
神はきっと元凶はそもそも人間にある
アダムとイブがそうであったように
と言うだろう

そして世界はソドムと化すのだ

前の会社の尊敬する元上司（アニキ）と会う（今日の成果）

前の会社の尊敬する元上司（アニキ）と会う（今日の成果）

今日は日曜日。晴れ。

朝食。

10:00～松ちゃんのワイドナショーを観ようと思ったら、松ちゃんの日じゃなかったので

午前中は、銀行へお金をおろしに行った。

昼食。

14:00に前の会社の尊敬する元上司（アニキ）が家に迎えに来てくれて、星乃珈琲店で

色々とおしゃべりをした。今日の成果はいちごパフェで決めた。

アニキからご本をもらったり、CDを貸してもらったりした。楽しいひと時だった。

帰宅。

夕飯は家で済ませた。これからお風呂に入って洗濯して寝る。

今日一日のコロナ感染数は全国で15109人、神奈川県は854人、東京都は1584人。。。

継続してロシアのウクライナ情勢が気になる。。。

明日は迷ったが雨なので在宅勤務にしてしまった。

side-B

side-B

そいつの裏の顔が

やばかった

表の顔の華々しさの影に

切れ長の細く鋭い眼があった

第一印象とは違う

深層意識に深く残る視線だった

表ではできない色々なことを

裏の顔でやっていた

その男の本当の顔は

side-Bにあったのだ

リストカット

リストカット

毎日、不毛な時間を過ごし

生きている心地など何ら感じられず

自分の白い腕にカッターで切り裂いて

流れ出る赤い血を見るとき

やっと自分が生きているんだと思える

その後、たらたらと流れる赤い血を見ながら

放心状態に陥る

眠り

眠り

眠りに落ちるのは
水中にもぐって
暗い海底の中を
彷徨っているようなものだ

僅かに見える太陽の光
何かが蠢いているが
海の波に飲みこまれて
自分は水藻のように
ゆらゆら揺れているだけで
何が起こっているのか
何も分からない

心地よさの中に潜む
暗い闇が自分に呼びかける
嗚呼、そろそろ
眠りから醒めるときがきた

あなたが傍にいる

あなたが傍にいる

あなたが傍にいる
だから私は安心できる

あなたが私の名を呼ぶ
私はそれがとても慈しい

振り返れば
あなたがいることが
私には何よりも変えることのできない
私の幸せだ

say my name, say my name please.

老いぼれ犬のセレナーデ

老いぼれ犬のセレナーデ

老いぼれるのは悪いことじゃない
喜怒哀楽の激しい人生を送って
そして疲れて
何もかもどうでもよくなって
ロッキングチェアに深く腰掛け
虚ろな眼で人生を振り返る
そしてもう死が近いと悟っている
このまま眠るように
あの世に行ってもいいだろう
小さい人生だったが
自分はよくやった
後悔はない
そして人生にさよならするのさ