「現代数学レクチャーシリーズ2023 9月双曲幾何祭り」の所感
今日は日曜日。晴れ。
10時起床。
とりあえず、ペヤングソース焼きそばを食べて朝食兼昼食。
今日は、すうがくぶんかさん主催
13:00~18:00 現代数学レクチャーシリーズ 2023 9月双曲幾何祭り
だったが、疲れていたので、布団に入りながら観ていたが、案の定、眠ってしまった。
15:55~正井秀俊先生 幾何化予想~忘れた幾何の先にあるもの
と、最後の座談会は何とか起きてみることができた。
夕飯を食べながら観ていた。
18:00に終了した後、17日まで過去動画が視聴可能だったので、最初から見てみた。
・山田光太郎先生 擬球面と遊ぼう
最初は様々な微分方程式の解法について説明がなされた。(主に非線形)
その後、双曲平面を微分方程式の解法について定式化して、その微分方程式
が定める双曲平面の幾何を考えてみようというアプローチで導入。
そこでガウス曲率を考慮した最短距離を考える。
そこでガウスの驚異の定理を紹介して、擬球面的曲面を特徴を調べる。
かなり微分幾何的なアプローチだなあって思った。面白い!
・大矢浩徳先生 幾何構造に代数構造を見る
自己紹介から、クラスター代数という代数から双曲幾何をどう見るかという流れ。
簡単に言うと、幾何と代数の関係として、点付き曲面の空間に対応する関数環が
クラスター代数。導入部として、トレミーの定理を紹介。
円に内接する図形の性質という意味で双曲幾何に繋がるのかなあって予想。
そこでタイヒミューラー空間が出てきて、クラスター代数から双曲構造が浮き彫りになる。
間違っているかもしれないけど、ざっくりこんな感じかな。
・正井秀俊先生 幾何化予想~忘れた幾何の先にあるもの
導入は、トポロジーから。トポロジーは「カタチの幾何を捨ててカタチの本質を捉える」
という定義をして、幾何は形を定め、可微分構造は連続構造を許し、トポロジーは
連続性という性質すら外して、不連続も許すという話をしていた。
そこでモストフ剛性は3次元双曲幾何はトポロジーで決まると話、トポロジーから
幾何への帰化となる性質のことを説明した。これはスゲー!
そこで出てくるのが、幾何化予想!サーストンが予想し、ペレルマンが証明した、
あのポアンカレ予想だ!
そこで結び目理論が出てきて、結び目の補空間を考える。そして結び目のトポロジーは
補空間の双曲幾何を定めるという話に流れた。結び目の不変量は補空間の双曲幾何
を調べれば分かる!
正井先生はトポロジーよりも幾何を知りたい!トポロジーは情報が落ちているのでは?
と主張する。これがサーストンの幾何化予想なのだ!と熱く語る。
そしてその鍵が双曲幾何だ!と主張する。
そしてそう曲面構造化方程式が解ければ、双曲幾何の存在が分かる!
正井先生は、精度保証付き数値計算を導入して、この存在判定をコンピュータで計算
できることを発見した!感動のフィナーレ。
と同時に正井先生は、計算数学と純粋数学のギャップに悩むという話までされた。
感慨深い。
大分、端折って、所感を書いたが、結局、正井先生の話が一番心に刺さったな。
久しぶりに数学の講演を聴いたが楽しかった!
これからシャワーを浴びて洗濯して寝る。
明日の月曜日は、10:00~11:30まで訓練校10月生の見学会がある。頑張る。
【今後の予定】
・訓練校07月生(07/20~)
【詳細TODOリスト】
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・09/16 14:30~心療内科に通院
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・Vue.js/Next.jsの講座検討
・Unityの勉強(Unity講師に向けての準備)
・高度な教育講座の検討ww(笑)
・Blender/Maya/Unity/Unreal Engine講座の検討(priority下がる)