気まぐれ飛行船

ラジコンヘリ、出戻り初心者のプログです。
挫折と断念する事過去2回(笑)
少しでも前進できるかな??

OS MAX-50SX-H RING Hyper メンテナンス

2016年02月10日 | 日記
今までヘリ用のエンジンは新品買って使い切って終わりにしてました。
理由は消耗品として交換すると新品買った方が良いしと思いましたし。
部品で考えたときにキャブレターも交換したとして、
交換部品でかかる費用が16000円程だったかな。
それじゃ買った方が良いと思っていたからです。
自分でいろいろ交換してトラブルが出て時間がかかるのも嫌ですし。

といっても過去に貰ったエンジンですが、ベアリング交換くらいはした事はあります。
でも今回、新品で購入したエンジンのメンテナンスは初めてです。
まぁ、先月号のラジコン技術を読んでいて一回やりたくなったという事もあります。
ラジコン技術 2016年2月号にはOSのエンジンの注意点なども載っていましたので
参考にしました。

さてさて、取り敢えず、ネジを外してばらばらに。


ここまで分解するのに外しにくいのがスリーブでした。
シリンダー部分を温めて、クランクケースの下から指で押すと、
スリーブが上がってきましたので、ちょっと上がった所で上から引き出し。
スリーブが外れれば、コンロッドをバックプレート側にスライドさせると
コンロッドがピストンが抜けてきました。
他のエンジンを分解したときに、コンロッドのピストン側が固着していて
なかなか外れなかった事がありますが、今回はスムーズでした。
正常に稼働していたエンジンですしね♪

で、ベアリングです。
錆てきています。
このベアリングの取り外しが面倒。
1、熱を加えるから熱い。
2、台所での作業になる。
3、そしてコンコンと叩かないといけないから音が出る。
4、台所で何やってるのって言われる。

まぁ、食べ物扱うところで油物のエンジンはって感じで。
でも、今回はカセットコンロを使いました(笑)

温めながらバックプレート側を下にして、フロントのベアリングあたりを
プラスチックハンマーでコンコン、外れなければまた温めてコンコン
でポロンと外れてきます。
で、外れたら温まっているうちに直ぐに新しいベアリングの挿入。
クランクシャフトも変える予定なので、
古いクランクシャフトに新しいベアリングをはめて
元の位置に収まるように挿入。
クランクシャフトをプラスチックハンマーで、
少なめの力でゆっくりコンコンコンコン。
で、ある程度冷めたところでクランクシャフトを外し。
次にフロントのベアリングを外して。
フロントベアリングは比較的簡単に外れます。
バックプレート側からベアリングをコンコンコンコンと叩くと出てきます。
なので入れるのも楽です。
といってもプラスチックハンマーでコンコンコンコンと叩きましたが。

で、後は組み立てです。
今回、ピストン、スリーブ、コンロッド、クランクシャフトの交換
ピストンはピストンピンとピストンリングも交換します。
今回、ラジコン技術を読んで知ったのが、
ピストンリングの位置がピンで固定できる物もあるんですね。
でも、今回の50SXではそのような物は有りませんでした。
でもこの情報は有りがたい。

そしてこれも知らなかった事。

これは外したピストンとコンロッドです。
コンロッドには向きがある。
ラジコン技術の記事ではコンロッドの可動部に面取りしてある面があると有りました。
確かに片側だけが面取りしてありました。
これはよく見ないと分からないかもです。


そして、50SXではピストンにも向きが有ります。上の写真のような感じです。
ピストンの向きとコンロッドの向きを間違えないようにしないとですね^^

ピストンの取り付けは取り外しと逆手順。
ピストン側のコンロッドをバックプレート側に寄せておいてエンジン本体の入れて
クランクシャフトにはめていきます。

ここまでは何の事ない。
で、次のスリーブ。
入れ難いんですよね、自分は^^;;

取り敢えず、スリーブ内側外側とピストンに、
エンジン錆止めスプレーをたっぷりかけて
スリーブをはめていきます。
なかなか入りにくく、スリーブを回したりしてはめていきます。
何かコツが有るのかなぁ。
良く分からないままに入りました^^;;
で、スリーブも基準位置にセット

スリーブ側の切込みと、エンジン本体の突起部を合わせてセット。
ここまで来ればほぼ完成ですね♪

バックプレートを閉める前にエンジン内部にエンジン錆止めスプレーを再度塗布。
そしてヘッド、バックプレートのガスケットを交換して本体に取り付け。

完成です♪
あ、キャブレターの向きが反対だ^^;;


ちなみに今回のエンジンはフライト回数は300回ほどの物です。
エアースキッパー タイプ2の一号機のエンジンです。

今回のエンジンメンテナンスで交換したのは

25830000 クランクシャフトベアリング(後)
26731002 クランクシャフトベアリング(前)

25203200 ピストン
25303400 ピストンリング
25206000 ピストンピン
25217000 ピストンピンリテイナー

25205000 コンロッド
25202000 クランクシャフト
25203100 シリンダライナー

25214000 ガスケット

今回初めてエンジンブ部品を交換しました。
キャブレターは洗浄のみ。
エンジンの部品には12000円ほど。
新品買うよりは安いかなぁ。
でも、自分で組み立てたエンジンの信頼性はどうなんだ??(笑)
さて、このエンジンは現在予備機として古いパーツを寄せ集めて一台組み立て中です。
そちらに乗せるつもりです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿