続・黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

上野国山上・葛塚城堀之内に住んでます。ひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

飛廉(ひれん)と斉の長城(中国紀行2016・その11)

2023-06-19 13:41:43 | 中国紀行2016

ひめちゃんとタバサねーちゃんは、堀之内の西の方を歩いてきました。

赤柴プーちゃんの後ろのたんぼ道で、ハンターの本能が目覚めたようです

ひめちゃんの耳がピーン、タバちゃんはクンクン

アタチも気になります。

 

キジのご夫婦(?)が去って行くところです。

 

帰り道、黄色くなった梅の実がたくさん落ちています。

拾う人もなく、毎年たくさんの実をならせている木です

 

クンクン、かすかに「にほひ」を感じます

そういえば、ひめちゃんちの先住犬たちのお墓を荒らしたのも、キジでした。

キジは、結構たくましい鳥なのです。

 

 

 

 

(2016年11月27日)

午前中、曲阜(きょくふ)近くの、どこかの博物館にでも寄ったようです

不思議なボケボケの写真が、3枚だけあります。

説明板もボケボケです

でも、かろうじて、「飛廉(ひれん)、古代銅製、湖北省出土」の文字が読み取れます

 

飛廉とは、古代中国の想像上の動物で、頭は雀に似て角があり、同体は鹿に似て豹紋があり、尾は蛇に似るいうもの打そうです。また、風の神の名とも。

 

 

 

その後、北に移動したようです。

午後、斉(せい)の長城跡です。

ウィキペディアによれば、

斉の長城は、中国の山東省の春秋戦国時代に斉に築かれた軍事的な防壁(長城)。斉と魯の国境に築かれた。

 

よく残っています。

みなさん、颯爽と歩いています

敵の来襲を知らせる烽火は、2500年前の最速の通信手段だったのです

 

ここが長城の東端、終点です。

向こうは港湾都市・青島(チンタオ)の風景です

青島は、1898年から99年間、ドイツの租借地でした

 

 

(つづく)

コメント
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