昨夜の9時半ごろに、ノルウェーのオスロで開かれたノーベル賞授賞式で平和賞を受賞した日本被団協の代表委員である田中てるみさんが演説されました。
92歳で、オスロまで行かれてあの立派な演説。
素晴らしくて会場の拍手が鳴り止みませんでした。
約20分の演説は、平易な言葉ででも訴えたいことはしっかりとおっしゃって、とても感動しました。
情報の中に知らないこともたくさんありました。
今すぐ発射出来る核爆弾が世界に4000発もある。
それを考えると怖いです。
被爆者の皆さんは、被爆後10年もの間、国から放っておかれて何の保障もなく差別され苦しい思いをした事。
そして、今も核爆弾で亡くなった方に対する償いは、日本政府は全くしていない。
この事実は演説のシナリオには無かったことだそうで、田中さんが特に訴えたかったことかもしれません。
『自分達が体験した悲惨な苦しみを2度と世界中の誰にも味わわせてはいけない』
私も何かしなければいけないと言う気持ちになりました。
被団協の方達がオスロに行く旅費をクラウドファンディングで集めている(今現在も)そうです。
初日で目標の1000万は達成し、今現在では4000万円ほど集まっているとの事でした。
(ネット検索したら出て来ます)