だーばぁの流儀

児童文学作家・岡田なおこブログです。
全身マヒ+オストメイト・作家・アラ還ならではの日々を気ままにつづっています。

豪風雨には気をつけて (≧∇≦)

2020年07月12日 | 日記
九州豪雨災害に遭われた皆さまに、お見舞い申し上げます


地球温暖化の影響ですね😢

コロナ感染が拡大する中、ワタクシメが恐れていたのは「災害」です。
幾度か日本は大きな災害を乗り越えてきました。
それは「困った時はお互い様」の言葉が表す国民性だと思います。(そうじゃない人も多いですが・・・)
コロナ渦の中においては、その「お互い様」と手をのばし合うことがむずかしいです。

ーー大きな災害が起きたら、どう対処するの???

その心配が早々に起きてしまいました。
毎年各地を襲う「豪雨災害」は・・・地球温暖化の影響ですね!
昨年の台風シーズンはワタクシメが住む近所でも河川が氾濫しました。
予想もしなかった災害で、まだ完全に復旧したとは言えません。
今年は梅雨時から大きな災害に見舞われ、この先どうなることでしょう。
ワタクシメの家は先祖代々「浸水したことがない」というのが自慢なんですけど、先日の大雨の日、ちょっとした「事件」がありました。
結果的には笑い話になりましたが、最近の「雨風」はあなどれないという経験を書きます( ..)φ。。。


「電動車いす」がふわっと浮いたと思ったら.。o○

雨の日は ↓写真のように電動車いすをカバーするようなカッパを装置して出掛けます、ワタクシメ。
「外出自粛」している昨今ですが、リハビリだけは真面目に通っています(徒歩圏に障害者センター」があるので)
台風や大雪であれば休みますけど、その日は「降ったり止んだり」していたので、雨の合間を縫って行かれると思ったんです。
それが「悪夢 第一幕目」の始まりでした。

「雨の合間」に突風が吹いて、カッパがアドバルーンみたいにふくらみました。

ーーありゃー、電動車いすが飛ぶのかなー(・・?

ワタクシメの体重こみで100㎏以上のモノが飛ぶわけないべそ⤵⤵⤵
飛んだのはワタクシメでした。

ふわーっとふくらんだアドバルーン(カッパ)がしぼんだ時に、すその部分が車いすの前輪にまかってしまったんです。
歩道も濡れているからスリップしたのかも知れません。
ブレーキをかける間もなく、ワタクシメは強い力に引っぱられ前につんのめりました。
このカッパはすごく丈夫にできていて、幸か不幸か破れませんでした。
すそのあたりが破れてくれれば、ワタクシメは前に引っぱられることはなかったでしょうが、「あっ」と言っている間に、車いすから落ちていました。
距離にして1メートル、時間にして10秒位の間に起こった惨事。
あまりにも一瞬のことで、ワタクシメの後ろにいたヘルパーさんも「何が起きたの?」と、ただただ動転(@_@)

しかし「丈夫なカッパ」にくるまれて歩道に落ちたので、ワタクシメはほぼ無傷。
律儀にマスクを付けていたことも幸いし、おでこが赤くなった程度でした。
痛くも痒くもないけれど、雨が強くなったこともあり、パニックになって・・・とりあえず障害者センターに避難しました。

自分では気がつかなかったんですが、唇を噛んだらしく、マスクに血がにじんでいたそうです。
ずぶ濡れで、おでこを赤くし、マスクに血をにじませたワタクシメを見て、今度は障害者センターのスタッフが「エライこっちゃ」と大騒ぎに。

どこも痛くないんです、ワタクシメ。
なのに・・・バイタル上がって、体温下がって、テンパるナース(ずぶ濡れで体が冷えているだけなんですけどぉー) 
そして、「頭を打ったから、CTを撮らなきゃダメだ」ということになったので、
「こんな雨の中、病院に行かれないから、救急車を呼んで下さい。救急で行かなかったら何時間も待たされて、コロナに感染する・・・」
となんだかんだ言って、無傷なのに救急車を呼んでもらうことに。

転んでから今後の対策を相談ている間の30-40分で、着替えさせてもらったりお茶をもらったりして、落ち着いちゃいました、ワタクシメ。
ところが、今度は救急車が迷子に(笑)。サイレンは聞こえるのに、障害者センターの車寄せに来ないんです。
障害者センターは「区民キャンパス」という複合施設の一部なので、別のゲートに入ると障害者センターに入れないのです。
区民キャンパスの守衛さんが誘導灯持って走り回ってくれたのにみつからず、障害者センターのチーフが傘さしてサイレンの音を頼りに捜し回ることに。
「悪夢の第二幕目」を観ている気分でした。

やっと救急車に乗った頃には、バイタルもすべて正常。
「どこか痛いですか?」
「痛くありませーん 😊」

病院に連絡を取る救急隊員の様子から、病院側は「その程度の患者は搬送するな」と言っている感じ。
ワタクシメも「コロナで皆さんお忙しいのに、申し訳ないです」と思いましたよー。
でも、乗ってしまったので・・・すみません <(_ _)> CTだけ・・・お願いします。

病院ではドクターもナースも「なんともないんだから来るなよー」と言いたげでした。
予想通り「CTも異常なし! 処置の必要なし」。

救急車にはヘルパーさんに乗ってもらい、オヤジ様に病院に来てもらいました。
「車いす」は救急車に載せられないので、障害者センターで預かってもらい、雨が止んだら取りに行く約束をしました。
障害者センターも病院も我が家近所なので簡単にすみ、ケガがなかったから笑い話になりましたが、もしCTで何かみつかったら「悪夢 第三幕目」となるところでした😬

三つの教訓

今回のことで「最近の雨は恐ろしい」と、つくづく実感しました。
家を出て数分の所で「ピンポイント」で豪風雨になるんですもの。防ぎようがないです。

もう一つは、障害者センターのスタッフがてんやわんやしながらも、ワタクシメを案じてくれたこと。
「職務上、当たり前」と言ってしまえば、それまでですが、ぬくもりのある対応が嬉しかったです。
身近に「頼れる場」を持つことの大切さを再認識しました。

三つめは、「オヤジ様は落ち着いている」ということ(笑)
障害者センターのナースがオヤジ様に電話して、
「これから救急車を呼びます。病院に着いたら再度お電話します」と言ったのに、「再度お電話」の前にオヤジ様は病院に着いていました。
「家に居たら障害者センターの方からサイレンが聞こえたから、時間を見計らって来たんだ ニタ 😷」
「車いすからずり落ちたくらいなら、大したことはないだろう・・・」
はははー、おっしゃるとおりでございます」 (o|o)

ここのところ、オヤジ様に完敗している、ワタクシメであります。











コメント
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