ねりまのお父さん
今回ご紹介する作品を描かれた岡崎ひでたかさんのことを「ねりまのお父さん」と呼んでいました、ワタクシメ。
さかのぼるとワタクシメがデビュー前からお世話になり一緒に勉強していた山口節子さんのことを「ねりまのお母さん」と呼ぶようになり、そのうち山口節子さんにパートナーが出現!
母のハートを仕留めたのは児童文学つながりの岡崎ひでたかさんでした🌺
熟年のお二人は「事実婚」とのことで、公私にわたり仲睦まじく活躍されていました、
「ねりまの母」のお連れ合い様なので「ねりまのお父さん」と勝手に決めて甘えるワタクシメに、岡崎ひでたかさんは常に優しく接してくださいました。
「トンヤンクイがやって来た」は、歴史モノ・戦争モノ・長編・・・ワタクシメの究極の苦手分野<(_ _*)>
発行後すぐに購入したのに読めずにいました。
しばらくして、この作品は「日本児童文学者教会賞」に輝き、
「こりゃー何としても読みきって、ねりまの両親に感想を伝えねば」と張り切った矢先、岡崎ひでたかさんは亡くなってしまったのです。
授与式で山口節子さんが、岡崎さんとの取材旅行や、入院中に受賞の連絡を受けた岡崎さんが涙し喜ばれたエピソードなど話されて、なお辛くなり、長らく封印していました。
最近「デイジー図書」の力を借り読むことがてきましたが、朗読者の声が岡崎さんの声に聞こえ、悲しみの中にも、やさしさや力強さを感じられました。
岡崎ひでたかさんの書斎には、未完の原稿、メモや資料、やり残した思いが遺っていると思いムスメ@ワタクシメは「無念さ」を抱いて苦しかったのでしたが、本書を読み「ねりまのお父さんは完全燃焼したんだ」と胸のモヤモヤが晴れました。
やっと皆さんにご紹介し、お勧めできます!
ロシアによるウクライナ侵攻を筆頭に戦争する国において苦しめられているのは、庶民、主に子どもたちです。
世界中で「平和」を求めている今こそ、読んでいただきたい作品です。
トンヤンクイがやってきた 岡崎ひでたか著 新日本出版社刊 2015/12
【内容紹介】
トンヤンクイとは、中国の言葉で東洋の鬼=日本軍の意味です。
物語は1937年夏、日中戦争の開始から、太平洋戦争の終わる1945年8月15日までの8年間、
中国の農村に住む少年ツァオシンと日本の東京に暮らす少年・武二の両者の「戦争」を交互に描いています。
どちらも家族を奪われ、危険と恐怖と餓え・・・
それでもたくましく生き抜くさまを丁寧に綴っています。
今回ご紹介する作品を描かれた岡崎ひでたかさんのことを「ねりまのお父さん」と呼んでいました、ワタクシメ。
さかのぼるとワタクシメがデビュー前からお世話になり一緒に勉強していた山口節子さんのことを「ねりまのお母さん」と呼ぶようになり、そのうち山口節子さんにパートナーが出現!
母のハートを仕留めたのは児童文学つながりの岡崎ひでたかさんでした🌺
熟年のお二人は「事実婚」とのことで、公私にわたり仲睦まじく活躍されていました、
「ねりまの母」のお連れ合い様なので「ねりまのお父さん」と勝手に決めて甘えるワタクシメに、岡崎ひでたかさんは常に優しく接してくださいました。
「トンヤンクイがやって来た」は、歴史モノ・戦争モノ・長編・・・ワタクシメの究極の苦手分野<(_ _*)>
発行後すぐに購入したのに読めずにいました。
しばらくして、この作品は「日本児童文学者教会賞」に輝き、
「こりゃー何としても読みきって、ねりまの両親に感想を伝えねば」と張り切った矢先、岡崎ひでたかさんは亡くなってしまったのです。
授与式で山口節子さんが、岡崎さんとの取材旅行や、入院中に受賞の連絡を受けた岡崎さんが涙し喜ばれたエピソードなど話されて、なお辛くなり、長らく封印していました。
最近「デイジー図書」の力を借り読むことがてきましたが、朗読者の声が岡崎さんの声に聞こえ、悲しみの中にも、やさしさや力強さを感じられました。
岡崎ひでたかさんの書斎には、未完の原稿、メモや資料、やり残した思いが遺っていると思いムスメ@ワタクシメは「無念さ」を抱いて苦しかったのでしたが、本書を読み「ねりまのお父さんは完全燃焼したんだ」と胸のモヤモヤが晴れました。
やっと皆さんにご紹介し、お勧めできます!
ロシアによるウクライナ侵攻を筆頭に戦争する国において苦しめられているのは、庶民、主に子どもたちです。
世界中で「平和」を求めている今こそ、読んでいただきたい作品です。
トンヤンクイがやってきた 岡崎ひでたか著 新日本出版社刊 2015/12
【内容紹介】
トンヤンクイとは、中国の言葉で東洋の鬼=日本軍の意味です。
物語は1937年夏、日中戦争の開始から、太平洋戦争の終わる1945年8月15日までの8年間、
中国の農村に住む少年ツァオシンと日本の東京に暮らす少年・武二の両者の「戦争」を交互に描いています。
どちらも家族を奪われ、危険と恐怖と餓え・・・
それでもたくましく生き抜くさまを丁寧に綴っています。