奈良散策 第900弾
8月23日早朝の散歩は接写用の一眼レフと望遠用のコンデジを持って、佐保川土手に行ってみました。まずは土手に行くまでに撮った写真です。

最初はマンションの壁に止まっていた蛾です。腎状紋がかすかに見えるので、おそらくサビイロヤガではないかと思います。なお、「標準図鑑」によると、サビイロコヤガはサビイロヤガに改称したというので、その名前を書いておきます。

接写用のカメラを持っていくと、何かいないかと探し回るので、散歩もあまり進みません。ナガオカモノアラガイを見つけました。

これはたぶん、カミナリハムシの仲間だと思うのですが、よくは分かりません。

これはヒゲナガヤチバエ。


イネが花を咲かせていました。


ちょっと拡大して撮ってみました。

これはノブドウに来ていたセグロアシナガバチ。


ジュズダマが奇妙な花を咲かせていました。「日本イネ科植物図譜」によると、丸いものは葉鞘の変化した堅い総苞葉で、この中に雌性小穂があるようです。確かに細い雌蕊が見えています。総苞葉を貫いてぶら下がっているのは雄性小穂です。


去年、シロバナサクラタデが一面に生えいていた休耕田はすっかり草刈りをされてしまいました。でも、その後、シロバナサクラタデは伸びてきてとうとう花を咲かせました。


花を拡大して撮ってみました。


これは帰化植物のホソミキンガヤツリだと思います。

これがよくは分からないのですが、アゼガヤかなと思っています。


最後はクサネムです。この続きは次回に回します。