奈良散策 第1220弾
7月15日早朝の散歩のときに撮った写真の続きです。この日は植物を探しながら、金魚池周辺を歩きました。
何となく雰囲気が違うのですが、やはりイヌタデだろうと思います。
これはケイヌビエ。ただし、「野に咲く花」によると、ケイヌビエはイヌビエの変種ですが、両者の中間型もあり連続的なので、ケイヌビエをイヌビエに含める見解もあるそうです。
Googleマップを見ると、金魚池の真ん中に「聖徳太子の犬 白雪丸犬塚」と書かれたところがあります。以前にも行ったことがあったのですが、もう一度、行ってみました。朽ち果てていますが、中には立派な祠がありました。これについては、大和郡山市が出している「郡山の歴史と文化」にも載っていました。「太子伝撰集鈔通要」と江戸時代初期に出された聖徳太子伝記に、郡山あたりに犬臥岡と呼ぶ聖徳太子の愛犬白雪丸の墓があると書かれていて、ここにある祠がそれであると伝えられているそうです。
これは葉の基部が開いているのでオオバチドメだと思われます。
これはクグガヤツリ。
ヒルガオだろうと思ったのですが、花茎にひれが見えるので、コヒルガオのようです。
葉の切目が深いので、ヒメチドメではないかと思います。
これはマツバギク。
それにヒメクグ。
これはジュズダマです。玉の部分が雌花で、先に垂れ下がっているのが雄花です。
ガマが生えている荒れ地にガマでもなく、ヒメガマでもない草が生えていました。調べてみると、どうやらコガマのようです。
この日は夕方から郡山八幡神社と薬園八幡神社で夏祭りがあったのですが、午前中に下見に行ったときに見つけました。ミチヤナギっぽいのですが、どうも雰囲気が違います。調べてみると、ハイミチヤナギという帰化植物のようです。
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