奈良散策 第955弾
10月6日に大和郡山にある小泉神社に行ってみました。10月8日に秋祭りがあり、布団太鼓が練り歩くというのでちょっと下見を兼ねて。神社の由緒書によると、ご祭神は素戔嗚尊と誉田別命で、室町時代の応永年間に地元の守護神として祀られ、天文年間に豪族小泉氏が社殿を改築したということです。



この日はJR小泉駅に車を停めて、小泉神社まで歩いていきました。途中にあったお地蔵さんです。りっぱな建物の中に入っているのですが、由来は分かりませんでした。

富雄川に架かる小泉橋を渡ったところに大きな灯篭がありました。

途中の民家で咲いていた花です。たぶん、ハナセンナではないかと思います。

さらに民家の間を通る狭い道を歩くと鳥居が見えてきました。


ここが小泉神社です。


階段を登ると、拝殿までの間に運動場のような広い空間がありました。おそらく、この場所に町中の各所から布団太鼓が集まるのでしょう。


そして、拝殿です。


これは拝殿の横にあった境内社の九頭神社です。「寺院神社大事典」と「郡山の歴史と文化」によると、九頭天王社は市場の氏神で、江戸時代初期の寛文年間に小泉神社境内に移したとのことです。



こちらは源宗稲荷社です。

この周辺は小泉藩の小泉城(片桐城)があったところで、その城門が神社の表門としてそのまま使われているそうです。

西側の門から出て、周辺を歩きながら小泉駅に戻りました。


途中で撮った花です。これはオキザリスの仲間。

そして、ヒガンバナ。


これはサクラタデ。

「片桐城址」の石碑がありました。もともと平城だったので、何も残っていないのかもしれません。




最後は小泉橋から撮ったイソシギでした。で、肝心の秋祭りは天気が良くなかったので、今年はパスしました。
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