今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

大きなニュースに動揺しました。

2020-03-30 20:06:31 | 2020年~2021年マニラ

2日続けて衝撃的なニュース。

昨夜は、ニノイアキノ国際空港(NAIA)から羽田に向かった飛行機が離陸後?に火を噴いたと。

どういうこと?日本に向かうチャーター?

日本人も乗っているという情報もあったので、どういうことか不安に思いながらニュースを探してみると、

現状わかっていることは、カナダ人のコロナウイルス患者を日本に搬送するために、チャーターされた

飛行機だったとか。

カナダ人の患者、付き添いのアメリカ人、2人のフィリピン人乗務員、4人の医療従事者全てが亡くなられたと。

深夜に飛び込んできたこのニュースは、辛いニュースでした。

なぜ、日本に向かったのか、ということはよくわかりません。

チャーターだと日本に入りにくい(チェックが甘いのか?)とか話はありますけど、真相はわかりません。

 

そして今朝、猫友さんとLineしている最中に飛び込んできました。

志村けんさんが逝ってしまいました・・・。

え?うそでしょ?

猫友さんにも会話の途中でそのことを伝えました。

 

小さいころから見ていたドリフ。

我が家は父が厳しく、20時には寝ていた幼少期。

私も兄も土曜日だから、少しくらい起きていても構わないのに、20時スタートの

「8時だよ、全員集合!」を見せてもらうことがなかなかできませんでした。

滅多に帰ってこない父親でしたけど(出張ばかりでしたので)こういう時だけ父親面。

そんな父に母は交渉してくれて、全員集合だけど、兄妹揃って見ていたようです。

 

「志村うしろうしろー」

会場で言ってみたかったなあと思ったのを今でも覚えています。

そのころ父の転勤で地方にいましたので、会場で見られること、見る術も知りませんでした。

 

コロナに感染したと聞いた時、「日本だし、絶対良くなって『いや~大変だったよ~』とテレビで語る日が

絶対来る」と思いました。

志村さんが死ぬとか考えたことないし。

今の病院に転院したのはエクモ(人工肺)を使うためだと聞いたので、もしかして重い状態だけど、

エクモがあるなら大丈夫だろうと素人ながら思いました。

でも、お兄さんが「会えない」とおっしゃっていたし、厳しいのかも・・・と思ったりもしました。

でもでも、どこかで「志村が死ぬはずない」と根拠のないことを思っていたのも事実です。

 

「自分だけは大丈夫」という事はありません。

「若い人は大丈夫、かかっても重症化しない」と言っていた若者、自分は重症化しなくても、

親や祖父母にうつすことによって、悲しいことが待ってるかもしれない。

「誰とも喋らないから大丈夫」と言いながら、外に出ている高齢者たち。

もしかしたら、未来ある若者や子供にうつしているかもしれない。

「自分だけは大丈夫」なんて根拠のない自信は捨てましょう。

 

志村けんさんの死が、今の日本のコロナに対する緩い対応ではダメだ、どこかで「他人事」と思っていた

日本人の気持ちを変えるのではないか?

今のままではよくないと、すべての国民が気を引き締めるきっかけになるのではないかと私は思いたいです。

それが志村さんが亡くなったこと、それもコロナが原因で亡くなったという事に大きな意味があると思います。

志村さんがコロナに感染していたことを知っていたのかどうかはわかりません。

 

勝手に私は思います、「志村さんは身をもってコロナの危険性を訴えてくれたのだ」と。

志村さんの死を、軽く考えてはいけない。

ほとんどの日本人が知っている志村さんの死、

コロナは危険なウイルス。誰しもがそれを理解して行動しなければならないときです。遅いくらいですけど。

 

インドでは外出禁止令を守らなければ、100叩き?だとか??

日本はさすがにそこまでしないけど、した方がいいんじゃないの?と思わないこともないです。

日本の法律上、「外出禁止令」というものは出せないそうで、「自粛要請」としか言えないとか。

「自粛でしょ?禁止って言われたわけじゃないし」と思った方もたくさんいらっしゃると思いますが、

でも、この自粛要請が「外出禁止令なんだー」と理解しませんか?

それくらいしないとホントに、この悪魔のようなウイルスを封じ込める方法がないんですよ。

ワクチンとか特効薬を待っている間に、命を落とすこともあるんです。

 

スポーツ界では、阪神の藤浪選手たちだけでなく、ヴィッセルの酒井高徳選手も感染が判明しました。

体をいつも鍛えているスポーツ選手ですら感染します。

人を選ばぬコロナウイルス、「自分だけは大丈夫」ということはないんです。

それを忘れずに過ごしましょう。

 

私はフィリピンのルールに従い、ここで大人しくロックダウンが解除される日を待ちます。

皆さんも、楽しいことはコロナが収束した後のお楽しみに取っておいて、今は我慢しましょう。

頑張りましょう。