携帯電話を常に持っていないと、生きていけない人が多い。
仕事で必要な人は、当然だけど。
私も20歳のころはそうでした。
いつ、彼氏や友達から連絡がきてもいいように、どこに行くにも握りしめていました。
特に、こちらから発信して相手が出られないときは、折り返しの電話を取り損ねないように、気をつけていました。
当時は運転しながらの通話も、違法ではなかったので、MT車にもかかわらず、
電話をしながら運転していました。今思うと、よく事故らなかったと、ゾッとします。
携帯と一心同体の自分が、寂しさを全身に漂わせているようで、すごく嫌だったので、
結婚を機に、一度携帯を手放しました。
2年ほど空けて、また電話を持った時、ちょうど友達もちらほら結婚しだして、
頻繁に連絡してこなくなり、私の依存症はなくなりました。
いまは逆に、『携帯電話を携帯しないで』平気で出掛けてしまうので、家族から
苦情が多いです。