渡辺さん家

スイーツ大好き渡辺さんの時々日記

F子のダーリンは外国人

2010-03-31 14:22:56 | ブログ

現在フランス在住のF子ですが、

家族3人、3年程日本で生活していたことがあります。

F子の実家の敷地内に住んでいたので、

私の家からほんの50m先に、フランス人が居たワケです。

こんなド田舎にミスマッチな彼ですが、

夏になると、上半身裸で生活していました。

「蚊に刺されるよ」

と、カタコトの英語で言うと

「ノープロブレム」

と、自信満々に蚊よけスプレーを私に見せました。

そして、それを彼の息子の頭に寄ってきた蚊に

噴射したのです。

使い方違ってますよ^_^;って英語で説明できない(-"-)

また、ある朝、F子に以前撮った写真を渡したいと思い、

家に届けに行きました。

彼女はすでに仕事に出た後で、

代わりに寝起きの旦那様が、

やっぱり上半身裸で出てきました。

写真を渡すと、喜んで受け取ってくれました。

そして、「家に上がってく?」

というような仕草をしたのです。

年下のイケメン白人男性に、しかも上半身裸でそんなことを

言われて、大パニック\(o)

首をぶんぶん横に振って帰り、メールでF子にご報告。

「あれは、社交辞令か?」

と聞くと、フランス人はわりと家に上がり込む習慣があるらしい。

「ちょっと○○さんの家に行ってくる」

なんて出掛けて行くと、平気で2,3時間は帰ってこないそうです。

「上がってお茶でも飲んで行けば良かったじゃん

なんて、F子サン、余裕な発言(+o+)

言葉もろくに通じないのに、間がもちませんから(-“-)

でも、旦那様はホームシックになっていたみたいで、

F子としては、誰か話し相手が必要だと思っていたようです。

言葉と言えば、彼はフランス語と英語は堪能で、日本語は全く話しません。

息子とはフランス語で話し、F子とは英語で話します。

日本語がどこまで理解できていたかは、分かりませんが、

かなり頭のいい人なので、もしかしたら私たちの

話に聞き耳を立てていたのかも(;一_)

ある日、パンナコッタを作りました。

ミルクゼリーのようなお菓子なので、要冷蔵なのですが、

F子宅にお届けに行って、冷蔵という英単語が分からない(>_<)

とにかく「冷やしてくれ」と言いたくて、

ジェスチャーでばたばた動いていると

「フリーザー?」と言われました。

聞いたことある単語に「イエース、フリーザー(^O^)/」

と大喜びで答えて、家に帰ってから、フリーザーは凍っちゃう\(o)/と気づき

和英辞典を手に持ち、また50mの距離を

真夏の炎天下、「Noフリーズ(ToT)/

と、走っていました。

こんなマヌケなやりとりも、F子が通訳してくれると

とってもラクで、

子供たちが公園で遊んでいると、旦那様がチョコレートを持って

やってきました。

フランスのおばあちゃんから荷物が届いたばかりで、

そのなかに板チョコが入っていたから

息子に早く食べさせてあげたくて、来たと言うのです。

息子に板チョコを割って手渡しました。

私の娘にも、フランス語で何か言いながら、手渡してくれました。

「お母さんには、内緒だよ」

と言っていたそうなので、

「私は、目の前で見てるから内緒にはならないでしょ?」

と、英語で突っ込んでもらいました。

すると、なぜか私にもチョコレートをくれました(@_@)??

フランスに戻った彼の、ホームシックは治ったことと思いますが、

今度はF子がホームシックになるのでは?((+_+))

コメント (2)
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