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岩手県盛岡から四季通じて自然、食の情報を発信します。

ル・サドル革フェチ宮古エンメ・アッカツールド・フランス

2014-07-08 01:42:48 | 自転車


ロードレーサーに革サドルはユニカのシームレスサドルが発売される以前の60年代が、全盛の事になります。
それが、最近ではイタリア製のデローサのクロモリフレームにイギリス製のブルックス製の革サドルをつけたレプリカタイプなどを雑誌で見かけるようになりました。
この事が示すように細みのクロモリフレームには、革サドルが欠かせないと思えます。
その革サドルに興味をいだいたのはアメリカ製のセラ・アナトミカでした。
それは、細みな形と独特な尿道を避けるために中央に縦に穴があけられたデザインにありました。
しかし注文していたロードレーサーは、あの3.11の東日本大震災の津波で宮古の津軽石に位置するエンメ・アッカも被害を被り部品はすべてが流されてしまいました。
幸いな事にフレームは大阪の塗装工場にあり無事でした。
そこで新たに部品を一から集める段になり一部手に入らなくなった部品もありその中には、このサドルもありました。
何せやたらに凝り性な事もあり様々に探し当てこのル・サドルを見つけ出しました。
これはイタリアのトスカーナ地方の革を使い自転車部品ではめずらしい韓国製になります。それは、日本人とのプロデュースによる合作になるようでした。
種類は三種類あり、その中から一番細みのマーティンを選びました。使い始めはやや堅めの革製はやはりお尻が痛くなったりしました。
最近は、それもなくなり快適な座り心地に満足しています。そのためには専用の革クリームを小まめに塗り手入れをかかさないように心がけています。

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